バイオダイナミック農法

蘇る畑と 米!

c332bf81.今日の写真 きれいな花芽が出てきた これはオータムポエムという作物で この花芽をぽきぽきと折って食べます まだ出荷するのはとうぶん先ですが きれいなものを見つけたので撮影しました 出荷はまずまず順調 白菜が今日の分で当分なくなったけど その他で充分カバーできる これも少量多品種の野菜セットで販売している強み 単作で勝負している農家さんは 年に一回や2回の収穫で勝負が決まるわけだから かなりのプレッシャーだろう その年の販売価格にも左右されるだろうから なかなか大変だろうと思う 僕のような野菜セットだと 一個売っていくらという計算はしやすいから とにかくお客さんを増やしていけば 徐々にだけど 右肩上がりとなるわけで その意味では 楽しみでもある

 今日畑で作業しているときに ふっと(あ 畑が蘇ってきた!)と直観的に感じた 僕がこの春にやってくるまで しばらくの間 畑は放任状態だったので この半年僕が必死に作付けてきたわけど ようやく 畑らしくなってきた BD農法を提唱する シュタイナー氏は『畑はひとつの循環する生態系とみなすことが重要』と説く 畑というのは 生き物でやっている人の人となりも当然反映するし 使っている肥料やら作付けのやり方など 細かく言えば ひとつとして 同じ畑というのはない そして 生きている畑 農薬や化成肥料がたんまり蓄積している まるで灰のような畑 いろいろだ その意味でまだまだ自分の理想の畑にはほど遠いけど ようやく今の畑に自分の魂が 注入されていきつつあるのを感じる
今日はそれが感じられて うれしかった 

昨日はバイトが休みだったので 夜テレビを見ていると(村上龍の司会) 山形のお米の有機農家さんが出ていた もちろん山形の高畠町といえば泣く子も黙る有機の里 そこで長年米作りをやっている農家さん コンバインも使わず収穫後は天日で干す 虫対策は木酢のみ で 何が驚いたって その販売価格 5キロ 6000円!!! 思わず椅子からずり落ちそうになった 高いという限界を超えている いやー その値段で売れたらそれはうれしいだろう そんな値段で買う消費者がいるということの方が 僕には驚きだ まあ お米はいつかはやりたいけど 30年やったところで その値段で売るのは無理だろう でもお米は作りたいなー でも 大変だろうなー くそ暑い時期に田んぼでの草取り 畑だけでもこんなに大変なのに 想像しただけで 背中が寒くなる そこらへんにびびっていてはいけないんだろうけど まあ いつかはやることになるだろう 早く自分の米食べたい

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