新規就農

里芋堀りと 石の上にも3年

a7481bd4.さて 今日の写真 はい里芋を掘りました 今年はこの収穫コンテナで100コンテナ! といきたいところでしたが 諸事情があり 予定の半分にもいきません 里芋は肥料をたくさん必要とする作物ですが 作るのは比較的簡単 ただ徐々に土寄せをしてあげてしっかりと芋を太らせる必要があるのですが 今年は一回も土寄せができず 草に負けてしまい惨敗となりました これまた来年の課題です じゃがいもと交互に出荷します 

で 凍てつく畑で朝も早くから芋を掘ります 当然専用の機械がありまして その名は『テボリー』といいます 2足歩行で その足を地面にべたっとつけて 前に付いた2本のアームのようなもので 掘りながら前に進んでいきます 製作以来40年以上経っているので いろんなところにがたが来ていて たまにやる気を失ったかのように 農作業を拒否することもあります そして・・・もういいでしょうか?(単に手で掘っているだけです)
 なんとか今週中には全部掘りたいですが 腰や腕のしびれとの競争です

こちらに引っ越して半年ちょっと ようやくこの土地に愛着のようなものが生まれ始めた 新たな土地に馴染みはじめてみて 初めて見えてくることというのはたくさんあってやはりその土地に実際に住んでみないことにはわからないことは多い 特に僕のような自然と対峙する仕事の場合 それはとても重要だ 年間を通してどれぐらい雨が降るのか?風の強さは? 陽の当たり方 といった畑を取り巻く生態系も当然そうだが いろんな有機農業をやっていく上で必要な資材の調達 どこにどんなものが売っているのか とか この地でやっていく上で必要不可欠な情報やらが ようやく集まり始めた そして この成田に来て 正解だったと思うのが やはり畑が広いこと これはもう決定的で周囲の農家さんもそうだがレベルの高さが違う その実力といったものは 畑を見ればよくわかる 以前の神奈川とはそこが大きく違う点だ 僕自身も自然と周囲の雰囲気を基準にして考えたりするので 自然と鍛えられることになる ただ やはり本当にわかってくるまでには 3年かかるなと思う 以前の農園のときも 3年ぐらいからお客さんの増え方も 畑の回し方もぐんとレベルが上がった 石の上にも3年とはよくいったもんだ ああ 年末だ でもそんなのは百姓には関係ねー 明日も芋を掘るんだ 2本の手で・・・ 

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