有機農業

きたむらさき 有機農業の一年のサイクル

bc17904b.今日の写真 これはじゃがいもの品種 きたむらさきの種芋です こうして芋を半分から大きいものは4つに切って植えます きれいですね こんなきれいな芋がたくさんできるように祈りながら 植えていきます 今日は昨日と違って 風が弱い 体力の消耗もこれだと随分助かる 今年の分はなんとかあと一列を残してほぼ終了 ほりあげるときにたくさん植えたら大変なのだということは 重々承知しているのだけど やっぱりたくさん植えてしまう 少ないよりも多くあったほうがいいに決まっているのと 調子が乗ってくると手が止まらないのだ  朝から日が落ちる夕方まで約9時間 飯もなしでやりきる 軽トラに乗って帰るときには 例によって疲労困憊だったけど夕陽のガンマンのごとく ニヒルな主人公のように自分に酔うことができて満足

 2月が終わる そして3月に入り怒涛の春野菜の畑への苗の植付けが始まり それと共に夏野菜が大きくなり 踏み込み温床から冷床へと移行 夏野菜の準備も始まる 4月~5月は夏野菜の畑への植付けが始まり 一年で一番忙しい時期がやってくる 6月には秋野菜の苗作りの準備が始まり 7月からは今度は秋野菜が本格的になる 8月 9月と秋・冬野菜が本格的になり 10月には最後の植付けで終盤 11月には玉ねぎを植えてほぼ一年のサイクルが終わり 同じ頃にまた春野菜の大根をトンネルの中に種を播いてゆっくりと年をまたいでいく このように 2月が終わり 3月に入ると本格的にシーズンが始まる感じだ 野球は今 キャンプインが終わりオープン戦に突入 10月の日本シリーズまでのサイクルと 畑とプロ野球はなぜか似ている 

四季がある日本はすばらしいと思う アメリカに行ったとき どこまでもどこまでも続く一本道の周囲は緑もまばらな荒野だった パーマカルチャーの本場 オーストラリアやニュージーランドは写真や友人の話では 自然がたっぷりの素晴らしいところだけど 僕はどれだけ有利な条件であったとしても 外国で農業をやろうとは思わない 台風が定期的にやってきて 地震頻発地帯だし 温暖化でこれから益々農産物を作るのは簡単じゃないだろう でも いまだ日本の田舎にはたくさんの緑や農地があって しかもそれは手が届く範囲のように狭くて美しい これをやらずしてほったらかしておいてどうすんだ? というのが僕の信条だ これからまた忙しい一年のサイクルがやってくる 豊な実りがたくさん成りますように・・・ 

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