新規就農

かぼちゃ苗 ぜんりん 死刑制度

4f85e7d8.今日の写真 はい これはハウスの中ですくすくと育つかぼちゃの苗です 5月に入るとなす トマト ピーマンという夏野菜の王様たちの植付けが始まるのだけど その前に通常は こうしたかぼちゃ とうもろこし 枝豆といったものもどんどん畑に植え付けていく ところが 今日も朝から雨 畑には入れない 人参の間引きとかでお茶を濁すのだけど 仕事はどんどんたまる ストレスもたまる 

雨なので やぼ用で町に出る ついでに図書館に寄って ゼンリンの地図をコピーする そう知る人ぞ知る ぜんりんの地図 おそらく不動産屋さんのみならず 仕事でお世話になっている人は多いと思う そう 住宅地図なのだけど どこの家がなんとかという人とか その土地の 地目(畑とか田んぼとか果樹とか)が細かく書かれていて 畑の周囲の境とか 僕のような 新規就農者にとっては 必需品 これ1冊を買うと万単位の値段なので こうして図書館でコピーする これでもって また新たに畑を増やす候補地を密かに探そうという作戦 畑探しは 時間をかけてじっくりといかねば・・

全然農業とは関係ない話 山口の母子殺人事件の判決が9年かかって出る 判決は死刑 この裁判 紆余曲折あって 被害者の夫であったMさんがたびたび マスコミに出て いろんな発言をし 被告の弁護団も20名という大所帯で 死刑制度も含め なにかと注目されてきた裁判でもある 僕はこの事件あまりにも凄惨でよく覚えていて そして被害者の夫の方の発言が 心を揺さぶられるものがあり ずっと注目してきた その中で このMさんの 人としての成長ぶりには 目を見張るものがある 当初は個人 という立場から その怒りや感情をいうものを正直に吐露していて それはそれで 心を打った そしてだんだんと個人の立場から 公(おおやけ)というもの 社会というものを充分意識した上での行動や発言が多くなるにつけ 素晴らしいと感じるようになった
 個人の感情のところから 社会全体へと目を向け どうしたら世の中がよくなる方向へと行くのか?という視点に立った発言は 本当に示唆に富んだものだ そして残念なことに 被告の弁護人である弁護士たちの そのあさましいふるまいや発言には 絶句する 
 死刑制度について 議論するならば 本当に愛する大事な人や自分自身が被害にあうという前提のもとで 話さねば意味がない その意味で まだ僕らの国はその議論をする準備が到底できていないと思う あのMさんの言霊の入った発言を僕らは 真摯に受け止めるところから 始まるのだと思います

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