バイオダイナミック農法

バイオダイナミック農法の極意~スピリチュアルな領域を学ぶことについて

0be16ceb.今日は葉の日 てことで朝からハウスで種まきをする(今日の写真) キャベツはもう終盤 白菜の種まきも佳境に入る 秋・冬の作付けの特徴は とにかく後戻りがきかないことだ 1週間の遅れは 収穫の段階で1ヶ月の遅れに繋がる その意味で この時期は 遅れていないか カレンダーを見ながら ぴりぴりした日々を過ごすことになる 

相変わらずのゲリラ雨が 関東地方を襲う ここ成田では一回土砂降りがあったが 昼からは晴れたりして よくわからない天気 ただ栃木あたりでは 凄い雨が今でも降っているようだ ゲリラ雨の場合 雨雲は10キロ~30キロの大きさ ゆえに 小さくてレーダーに映らないようだ そのため 外は雨だけどデータでは 降っていないという漏れが起きるようだ うーむ 温暖化で今までのことが 通じない世界に突入しているけど この従来の天気予報では対処できそうもない どうしたもんかね・・・

(スピリチュアルな領域を学ぶことについて) ・・・今日のタイトル頭よさそうに見えね?でもアホなのは 周知の事実・・・ 僕が取り組むシュタイナー氏の バイオダイナミック農法は難解であるとよくいわれる 同じく シュタイナー氏の著作は数多くあり その分野は教育や芸術にいたるまで 多岐に渡る そして そのどれもが同じく難解であるといわれ 途中で投げてしまう人も多いかもしれない ただ 僕の感じでは 難しく読む から難しく感じるのでは と思う こうした一種 スピリチュアルな領域に触れるときに 重要なのは 『体と経験』である これは 思考の対極にある 簡単に言うと 体で本を読む感じ 地球は丸い と誰でも知識として知っているけど それを体で知っている人は どれぐらいいるだろうか 僕が初めて地球の丸さを体で知ったのは ネパールに行く時 インドから飛行機で飛び立ち あの世界最大の山脈を越えていく ずっと窓際で その大パノラマが目の前に展開していく様を見ていて 体が震えた 地球はこうなってんだーと 理解できたように思う それは思考ではなく 感覚からくる扉を開いて 何かをくぐった経験である そして人は初めて 何かを知る 

バイオダイナミック農法は やることはどうということはない 年に2回 畑に調剤を散布して カレンダーどおりに種を播いていくだけ でも 畑をとりまく生態系や いろんな有機資材との整合性 土に触れて 喜んでいるのか どうなのか? という感覚の扉を開かねば 何の意味もないし 実際にうまく事が運んでいるのかどうかさえ わからないだろう 
 その感覚とは 感情をたぐり寄せることにある ざらざらしているのか 湿っているのか・・ つまるところ 結局は 自分の感情と対峙するところから すべては始まる だからこそ 生態系や自然 地球を観察していくという行為は 自分をみつめることと同議になるわけだ たぶん シュタイナー氏や ネイティブ・アメリカンの教えとは そういうことを言っているのでは と勝手に解釈して この秋に また 1時間調剤をかき混ぜて ほうきをもって 畑をうろうろするのです 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA