田舎暮らし

新たなホームページ 作家桐野夏生の連載小説

fc657f1d.さて 本日は8月31 ホームページが新しくリニューアルいたしました どうぞご覧くださいませ 写真をふんだんに入れてみました って僕がやったわけではなくて 横浜に在住でIT会社にお勤めの H氏に全てやっていただきました この場を借りて感謝申し上げます
 内容はこれからどんどん書き込んで参ります どうぞよろしくお願いします

今日の写真 大根の間引きを行う 畑は湿っているので人参の除草などもやる そしてなす・ピーマンの追肥と剪定 これが最後の肥料やりとなる 9月に入れば怒涛の作付けの期間が始まる どんどん苗が大きくなり どんどん畑を準備して どんどんかたっぱしから植えていく 毎日毎日そうして時間に追われまくるのが 例年の9月だ 一年で一番忙しい時期がやってくる この時期だけは たいむいずまねー 時は金なりで とにかく時間が勝負となる

桐野夏生 という作家をご存知だろうか?(OUT)という小説が映画になったり アメリカの批評家協会賞にノミネートされるなど ご活躍の女性作家である ご本人は大変美形なハーフの方であるのだけど この方の作品が凄い 今 週刊文春で連載中の作品 田舎を舞台に有機農業 コミュニティ ユートピア幻想 など 時代を先取りした設定で はっきりいって この作品は 現代の田舎を書き切った中でも ぴかいちだ 時間がないのでいつもコンビにで立ち読みしているのだけど(買えよ)農業のことは素人だと思うけど かなり鋭い 農業や田舎のことを書いたものといえば 農民作家の山下惣一氏が有名だけど(もちろん素晴らしい作品ばかり) 立松和平氏の(遠雷) そしてテレビでは有名な (北の国から) どれも田舎を美しく 農業を貴いものとして書いているけど この週刊文春の連載は そうではない 
 
 詳細は省くけど これだけ 人間を深く その欲望に切り込み とことんリアルに書ける人はいないと思う たぶん男には無理 多少のロマンや嘘臭さがなければ 男は生きていけない動物だ 日本の田舎は実は 有象無象の世界だ 都会と違って その権力構造はかなり複雑で入り組んでいる 都会が金と地位と政治力とすると 田舎は 地縁 血縁 に始まり 先祖も巻き込んで 僕たち新参者にはとんと見えない世界が広がっている 大分県の教師採用にまつわる事件も あれが大分という閉鎖的な田舎だからこそのものだというのは うすうす一般の人も感じているだろう この連載小説を読むと 日本の田舎が抱えているたくさんの問題があぶり出されている 田舎暮らしや自給的生活に憧れる都市生活者に 是非読んで欲しい作品です

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