新規就農

農業の流通 ~汚染米事件に見るその構図~(題だけ立派で中味なし)

6cce183e.今日の写真 かんれいしゃの中ですくすく育つ白菜の1本目 昨年の今ごろは 虫に食われ畑に植えては全滅を繰り返した 今年はそれほど虫の被害がない でもまだ油断は禁物だ

例の 汚染米の事件 食に関するこうした事件というのは 今後も出るだろうし全体のほんの表面にしか過ぎない ということは 一般の方でもわかるだろう この事件 流通の問題を提起している 間に入る業者はペーパーカンパニーも含め 5社以上に登っている 最終的な お菓子屋さんのところまで行くと 最初の窓口である み○さフーズという社名は一切出てこない 最初は食用ではないものが どこかの時点で摩り替っている このお米 もともと 日本の関税が高いことから みにまむあくせす米(?)として 外国から仕方なく押し付けられたもの 政府の倉庫で行くあてもなく保管されているうちに 傷みが出て 汚染米 と名がついた このお米 かわいそうだな と思う 誰からも望まれずに 傷みが出て工業用にも使われずに こうして事件の首謀者に祭り上げられる お米は生きている 命の源なのだけど これに関わった人 誰もそんな意識は持っていない 悲しいお米だ

昔 九州にいた時 長年お米つくりをしている篤農家の方にお会いしたときの話 自分が丹精込めて作ったお米が どのようにして最終的に消費者の元へたどり着くのか?と知りたくなって いろいろ調べたことがあるらしい まずは最初の出荷先の農協からどこかの業者へ行く 実はもうそのあたりからすでにわからなくなるらしい 実際の倉庫を見せてくれ とその農家さんは言ってみたが 断られた そして 自分の出荷したお米が どのようにブレンドされて どのくらいの量がどこに運ばれたかは 最後までわからなかったらしい わかるのは 農協からの振込みで お米の値段と量がそこから計算できるわけだけど 実際にどこに運ばれたのかは 闇の中 とのことで その農家さんは (こんなことやっていて長く続くわけはないわな)と言っていた 

農業は今 いろいろと変わらなければいけないものが山ほどあるけど その1つがこの流通の問題 まあ 僕のようなちっぽけなところには関係ないけど 直接販売する ということが1つの解決策と思って ぼちぼちやっているわけです・・・(しかして儲からんな)  

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