環境問題

落花生 植物工場

0b6257a1.今日の写真 いつもお世話になっている 高柳さん これは落花生を炙ったものを このとうみがけををして 風で選別する簡単な機械 まさに家内制手工業だ この冬の間 こうして たくさんの落花生を作り続ける で この機械からあぶれた 余剰分がたくさんたくさん出る いつも訪ねるたびに それをたくさんいただく いつももったいないなー と思っていて 今回また たくさんいただいたので 今度の宅配セットに少し入れようと思います もちろん それほどきれいなものではありませんが 中には おいしい落花生があります お値段はもちろん計算していません どうぞ 食べてください

今日のねた やふーの記事で 政府や農水省が中心となり 企業などが農業に参入しやすくするため (植物工場)への 補助金や助成金 そして 特別区として 農地法に抵触せずに 参入できるように 推し進める とのことらしい 
 この植物工場 24時間の管理体制で 成長は 露地で作るときの 2~4倍 レタスなら 年に20回(!)の収穫が可能 溶液栽培にて 完全無農薬が実現する ただし 通常のビニールハウスよりも コストは20倍 光熱費は50倍かかる 当然 大きな資本力をを持つ 企業しかできない話だ 

 耕作放棄地はどんどん加速度的に 増えていき 離農する農家を食い止める術は 実質ない 当然 食料の確保となれば こうした 植物工場が今後 日本の農産物を支える中心となるかもしれない 日本のような国土が狭く 山間地が多いとなれば 山の中にこうした設備を作るのは適策かもしれない(でもこれも環境破壊というのかね?) いつも 言うことだけど 僕らのような ある意味 嗜好品に近い こじんまりとした零細個人農家がいくら がんばったところで 自給率はおろか 今現在の 農産物の量を支えることなどはできない その意味で こうした 植物工場がどんどん 日本の各地にできることは 遠い遠い外国から 船や飛行機ではるばる輸送するよりかは ましだろう 

 一方では えこなんとかとか  ロハすや 田舎暮らし 農的暮らしや家庭菜園ブームなどもあり 農を取り巻く環境には 一般消費者の関心は高くなっているけど また一方では 静かにひたひたと 産業としての 農業は 今激変している たぶん 今後20年ぐらいのスパンで この前者のブームが ほとんど 産業としての 農にほとんど寄与していない という 事実に当たった時に 消費者はどう思い どう行動するのだろうか? ようやく念願の退職金を手にして 田舎にやってきて 畑を始める時に 周囲を見渡して荒れ果てた田舎の中に 立ったとき 果たして 安住の土地を手に入れたと 手放しで喜べるのだろうか?   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA