新規就農

農のオブジェ 草玉ねぎ 新たな畑げっちゅー

8ed64713.今日の写真 これはなんでしょう? 昨年の茄子の残骸です 青空をバックにオブジェにしてみました 畑をやっていると 時に 思わぬ発見というか ふと見ると ある模様や形 その生態系が織り成す 不思議な世界に はっとさせられることがある 美のなんたるか とか 難しい話はわからないけど 心を一瞬で奪われるような 世界が目の前に広がっていて 思わず 作業の手が止まるときがある この茄子の残骸もそう 半ば白骨化したような 茄子の樹が 廃墟のようなたたずまいを見せている わびがあるよね・・・ だけど もう茄子植える時期だってのに 何 今ごろ昨年のを片付けているんだ?あ? という非難が すべての 情緒を打ち破る

玉ねぎが 草に埋もれつつある 太陽熱マルチに失敗してマルチが剥がされ 中途半端で終わったせいで この4月に入って草の勢いが凄い やらねば やらねば と思いながら 伸び伸びになってしまった この作業を一人でやるのは つらいので 援農の助けを と思って 募集かけたけどさっぱり人気はなく あてが外れる ま 人様に期待してはいけない ということだな でも どうしよう このままだと 全滅の可能性が・・・今年もまた玉ねぎがないという事態になるやも・・・落ち込む・・・

 そんな中 夕方 お世話になっている ドン・コルリオーネ高柳さんの紹介で 新たに借りようと思う畑の地主さんのお宅に てみやげを持って訪問 僕の C・D・E 畑と呼ぶ 一番広く借りている場所から すぐの 1反ちょっとの耕作放棄地 この地に来て 一回も耕作されてないのを見ていて 借りられないかな と思っていたところ 先日 地主さんが 境の木を切っているのを 発見 すぐに車を降りて 話を伺い 高柳さんに話を通して 今回自宅に伺う 高齢のおじいちゃんと 二人暮しのようで 快く いいよと言ってくださる 地代も 相場より安く借りられることにしてもらい 頭を深く下げる ほっとする 帰りの軽トラでは 小さくガッツポーズ 我が農園はこれで 少しまた前進した 常に拡大 前進を目指し アメーバのごとく しぶとく立ち回る これが 新規就農者の生き残る 唯一の道だ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA