有機農業

拳を高く突き上げて玉ねぎ除草(いいから草むしれよ)

4743726a.今日は朝から やることは ただひとつ 玉ねぎを草から救い出すことだ そう もう4月も終わる 今やっても 玉ねぎができるかどうか微妙だ 一年に一回しか収穫がない玉ねぎ 勝負は今だ なので 何がなんでもなんとかせねば ということで 玉ねぎレスキュー部隊が編成され 現場に投入されたのであった(でも現地派遣は僕一人だけど・・・)

 昼飯も飛ばし 一列むしるのに 3時間 今日は2列と半分しかできなかった まだ半分もいかない 都合 7時間 もう後半は疲れきって横になりながらの除草だった(それが今日の写真)目の奥がちかちかしてきたし 握力がほとんどない うーむ 限界がやってきた そんな時 頭の中で あるひとつの歌を繰り返し 鳴らす ザ・ボス こと ブルース・スプリング・スティーン(ボーン・イン・ザ USA) 言わずとしれた 80年代アメリカンロックを代表する歌 拳を突き上げ 自らを鼓舞しながら 何かをするには非常に効果的だ 以下 日本語訳 切れ味最高の歌詞です ま 今の日本じゃ ベトナム帰還兵にあたるのは 百姓か 派遣労働者か

 『死んだような生気のない町に生まれ 歩き始めるとすぐに蹴飛ばされた 最後には叩きのめされたような犬のようになり 人生の半分を人目を盗んで生きるようになる USAで生まれた 俺はUSAで生まれた(※繰り返し) 俺はこの町で小さな問題を起こし 彼らは俺の手にライフルを握らせ 外国へ送り込んだ 黄色人種を殺すために(※繰り返し)

帰郷し製油所へ行った 雇用係が言う(私の一存ではどうにも)退役軍人管理局へ行った そこの男が言った(まだわからんのかね) 俺の兄貴は ケ・サンでベトコンと戦った 彼らはまだ生きているが 兄貴はもういない 兄貴の好きな女がサイゴンにいた 彼女の腕に抱かれている彼の写真だけが残されている 

刑務所のすぐとなり 製油所の燃え盛るガスの火の近く この10年 煮えくり返る思いで生きていた 全くのどんづまり どこへ行くこともできない
USAで生まれた 俺はUSAで生まれた 俺はUSAの敗残者だ USAで生まれた 俺はUSAで生まれた 』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA