野菜あれこれ

紅一点大根 輪作と新たな畑

156f6faa.今日の写真 明日出荷予定の紅一点大根 まずは畑でひとかじり うまい! 大根がうまい季節になってきた 日本の冬は やっぱり大根 だし しょうゆ みりん で適当に煮れば誰でもおいしく感じるおかずが出来上がる大根は すばらしいぜ

 さて 僕のような有機農家の場合 栽培の仕方は (輪作)といって 一回作った場所はできるだけ避けて 他の場所で作り 作物同士の相性も考えながら 作付けをしていく さつまいもー大根 というように・・・そして ナス科の野菜たちは 一回作ったところは 3~4年は空けて作るというのが原則になる 問題は アブラナ科の野菜 普通の葉物や キャベツや白菜といった主要の野菜の多くは アブラナ科なので どうしても畑にアブラナ科が偏ってしまう なので そうした場合は できるだけ畑を休ませて 小麦や緑肥などを間に入れて 土の力を回復させていくことが大事 ただ それには 畑の作付け面積が余裕を持っていないと おいそれと 休ませるわけにはいかない 理想的なのは 全体の 3~4分の1ぐらいを 毎年休ませたりできたら いいのだけど なかなかそうはいかない
 てことで 畑の面積は まだまだ広げねばいかん という結論にいたるわけだ

F畑と呼ぶ 2反近くの畑で植えつけた冬場の白菜の様子を見に行くと 隣のサツマイモ畑の隅っこに ちょこんと坐って おにぎりを食べている お隣のおばあちゃんと遭遇 ご挨拶がてら (ひょっとしておばあちゃん さつま手で掘ったんですか?)と 聞く (ああ そうだな おじいちゃん亡くなったもんでな・・・)思わず 帽子を取り それは大変でしたね と頭を下げる どうやら さつまを植え付けてから おじいちゃんが亡くなって 芋掘りを手でやっていたそうだ なんとか 全部掘り上げてほっとしていたところ 来年はどうするんですか? と聞くと (どうしたもんかね・・) (もしよかったら・・)と 僕に貸してくれないか?と ご提案 (いやいやそれはありがたいね)と トントン拍子に話は進み さっそく借りることになった 約1反 またこれで畑が増えた こうして どんどん耕作放棄地が増えていくわけだけど 僕のように畑を増やそうと思っている人は ここらあたりでもほとんどいない 最終的には どれぐらいやることになるだろうか? ああ 恐ろしい 

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