バイオダイナミック農法

アブラムシ白菜 北海道出張 生産と消費

da748d1c. 今日は出荷日 朝がだんだん寒くなり 外に野菜収穫しに行くのが億劫に感じる でも昼間は Tシャツ一枚 体調がおもわしくなく 体がなぜだか風邪を引きたがっているのがわかる うーむ さぼりたいと体が俺に言っているのか?

 今日の写真 本日出荷の白菜2ベッド目 このベッドはかなり アブラムシにやられていて かなり厳しい 外葉にたくさんついているので 安全圏を目指して剥いていくと なんだか 春先に丸刈りされた 羊のような状態に・・・うう なので お客様には アブラムシ注意報の黄色い警告チラシを貼りました どうぞ お湯でざっと流してからお使いくださいませ 
 それと 聖護院大根 紅一点大根 小かぶ と3点葉っぱつきの 丸かぶ系が入りました それぞれの味の違いを楽しんでくださいませ 

さて 来月の頭に 北海道に行くことになった もちろん観光などではなくて こういうのを出張とでもいうのか 実は ようやく日本ではじめて バイオダイナミック協会なる 実践者の法人化を目指しての 最初の総会が開かれる 総会といっても 僕が所属している こせがれネットワークとは違い ほんとに小規模だ 実践者のほとんどは 北海道と九州にいて 第一回は 北海道で開かれることになった 当初行くつもりはなかったが 日本で30年やってきた 元祖の方から直接携帯に連絡があり 参加を要請されたので 一念発起 泊り込みでいろんな案件を話すのだけど まあ なんといっても シュタイナーといえば 今はそこそこ知っている人は多いが 実践となると あまりにも寂しい状況 今回の動きが 日本全体に広がっていけばいいが・・・」

 生産と消費 ・・・ 生活の中に 生産 というものを取り入れれば いろんなストレスや 娯楽や 休養も兼ねた休み というものから 解放されるのかもしれない 平日は働いて 休日にいろんなものを消費して楽しむ それにより バランスを取る といった考えが 多くの先進国の中で行われていて 一見 上手な生き方のお手本のように 思えるかもしれないけど その生活の先に見えてくるものは なんなのだろうか? それを突き詰めていっても 何かが生まれるようには思えない と感じているのは 僕だけじゃないはずだ

人生において 前に進むこと それは 生産すること 何かを生み出すこと だ もちろん畑をやったり 物を作ったりするだけでなくて 知的領域や アイデアなど 目に見えない領域も含め 何かを生み出していくこと そこを生活の中心とすれば そこに自分を埋没させていくことができれば いろんな悩みなどから 解放されるのではないだろうか

今の消費者の動きを見ていて 僕は直接野菜の販売でやりとりをしていて 消費者自身が どこまでいっても 消費をさせられていることだけに縛られていることが 凄く ストレスがあり 鬱憤がたまっているように感じることだ そうした鬱憤を 時には 激しいクレームや より環境問題などで 企業や生産するメーカーなどに 厳しい視線を向けているように見える それにより 生産 することに携われないことの苛立ちを紛らわしているのではないか 日本の消費者は それぐらい 生産 という場所 何かを生み出す という場所から 遠く離れてしまったように見える ずっと パソコンの前に座り クリック一発でいろんなものを消費できるその便利な快楽を味わいながら 同時に 底知れぬ不安と生きていることのリアル感を感じることができない不満 とを感じている・・・・ なんてね もちろん僕も一人の消費者だから そんなふうに感じるという話でした  

2 thoughts on “アブラムシ白菜 北海道出張 生産と消費

  1. 『375』というフリーマガジンをいただいております。10月号の裏表紙にポレポレザの話が載っていて、ユミキノさんの事載ってました。おおおおおお!と、、うれしかったです。

  2. ありがとうございます 僕も編集者からたくさんいただきました うーん 宣伝せねば・・・
    当日 プレッシャーです汗汗

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