昔の話~農業に至った経緯

金糸瓜かぼちゃ じゃが 4年に一度 ラジオ

df760e6a.JPGはてさて 今日の写真 これは金糸瓜かぼちゃ だんだんできてきました 7月の頭ごろには出荷できそうです 今年はかぼちゃ君は 今のところ順調 早めに植えてトンネルかぶせたのがよかった 

 この時期は梅雨本番 いつ雨が降るのか 毎日天気予報とにらめっこして 隙間の晴れがあれば じゃがいもを掘る 今日は雨マークはなかったもののいつ雨が降ってもおかしくない天気 午前中から新規就農希望 Tさんとせっせと空を見上げながら 掘っていく こうした作業は 午前中のやり始めが大事 勢いで最初から飛ばしていく 先行型の試合でないと 後半ばてるのが目に見えているので 一気にやるのが肝要 昼ごはんも遅くにずらして
がんがんやっていく お昼のブレークのあとでは やはりペースが落ちたものの ノルマは完了 これでようやく3割が終わる 

4年に一度訪れるのは いわずと知れた今遠い地で行われている世紀のイベント 4年前の2006年は 神奈川にて 農園の移転を決めた直後で今後の展望は何も見えなかった時期だ その前の 2002年は静岡にいて 組織の中にいた その前の1998年は 信号ひとつない 九州の過疎の村に一人で住んでいて 今とは違った夢を見ていた 4年という歳月は ずいぶんと物事を前に進める 状況やらいる場所も変わっていくし 自分も変わる 
 ワールドカップが来る度に その4年ごとの自分の変化を見直すいい機会にもなるわけで その意味でも 貴重に思う もちろん 次の2014年は ここ成田にいるし 今後どこかの地へ行くことは考えていない 身体が動く限り 畑と共に生きていく 40歳を過ぎて ようやく積み上げていく生き方というものができるようになった 若い時は ずっと旅から旅へと過ぎ去るやり方しかできなかったけど 根っこ張って生きることができるようになったのは 畑のおかげだ 土に 畑に 大地に頭を下げます

 そういえば さっき日本放送のラジオがやっていた 上手に使っていただいたようで よかったです でもいつも思うけど 外から聞こえてくる自分の声って どうして あんなに高く聞こえるだろう でも ちゃんと 「百姓農園」って 放送禁止でなくて 呼んでいただいてよかった・・・

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