『旬の有機野菜セット』

6月最終・7月第1週「旬の有機野菜セット」~茄子初出荷編~浜田ぶりとにー

6012c27b.jpg6月最終週~7月第1週「旬の有機野菜セット」~なす初出荷編

じゃがいも(わせしろ) 玉ねぎ キャベツ 赤キャベツ 人参 ズッキーニ きゅうり いんげん 茄子 モロヘイヤ えんさい(空心菜)

 さて 今日の写真 ようやく茄子が初出荷 定番千両と加茂なす まだ小さいけどこれからどんどん大きくなって適期を迎える 僕は茄子が大好き それもあって 念入りに見回ったりして 愛情を注ぐ量も半端ない どうしてもえこひいきしてしまうのは マラドーナがメッシを寵愛するのと同じで これまた仕方ないこと いんげん えんさいも同じく初出荷 夏野菜が怒涛のごとくできてきた よかった トマトの出番をひたすら待つ

浜田ぶりとにーをご存じだろうか? テレビのバラエティなどでも出ている若い漫画家なのだけど 見た目いわゆる 日焼けしたコギャル 週刊スピリッツの漫画を立ち読みしていて 巻末のぶっ飛んだマンガで どんな人が書いているのだろうと思っていたのだけど 実際に拝見してみると いやはや 自分がもう時代遅れのおじさんになった気分 
 世代というものを実感する そして 何が驚くって 彼女は家を持っていない マンガ喫茶を転々としながら 仕事をこなす 大きなキャリーバックひとつを転がしながら ものに関しての執着心はほとんどなさそう ふーむ そして 何も不自由した感じもなく 楽しく生きているように見える 戦後 日本人は一生懸命働き 自分の家を持つこと が多くの人のゴールだったはず バブルの時代を乗り越えて この不況下でもそれは有効だったのではないのか しかるに 彼女のような (家って別にいらなくね?)という新たな生き方が出てきたときに それを目指した世代には どう映るのか? 

 このように 今まで有効だと思っていたものが ことごとく通用しなくなる時代 それは特に (もの)に関して顕著だと思う 誰もが持っている(もの) 誰もが必要とする(もの) それはなくなった そうした(もの)から (こと)への変換 これからは 自分にとって 何が必要な(こと)なのか? どんな(こと)をやっていると楽しいのか? それを各自 見つけられるのかが 次の新たなゲームになるだろう

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