有機農業

コアラ昇天 9月の状態 農業のブランド化

fa1975c4.jpg今日の写真 うーむいいのか? 畑で休憩中に・・・僕は甘党 酒もたばこもやらないが 基本甘いものには目がない 疲れがたまると こうした甘いもので一時しのぎをして 心と体を甘やかして 急場を乗り切る作戦だ 特にこのストロベリー味・・・秋の空に昇天するかも・・(どこに行く)

 9月は年間を通じて最も忙しいと以前書いた で 5月も忙しい どっちが忙しいかといえば どっちも忙しいけど 9月のほうがせわしない なんといっても少しの遅れが命とり 5月はこれからぐんぐん暖かくなるわけで 多少遅れても植えてトンネルでもかけて 手を打てばなんとかなる しかし 9月は一日の遅れが やばい時は 1カ月の遅れに近いものになる そして 最大の難関が 虫 だ この時期に出てくる彼らの勢いは 時に ぱねー!(半端ねー) 今年の大根 1・2本目はすでに 悲惨な状態 3本目からが実質のスタートとなる 里芋なんてあの大きな葉っぱが今年は 凄まじい勢いであれよあれよと 1週間もたたないうちに なくなった 全くこれには 笑うしかなかった
 ま このように毎年 9月は 夜中にはっとして起きるぐらい 神経逆なで状態だけど それももう少し 10月に入れば あきらめの境地というものがやってきて 僕をやさしく包み込んでくれるので それまでの辛抱だ(いいのかそれで)

 農業の生き残りといえば 直販はもう言うまでもないこと 生産だけをしていればいいという時代は終わり 最終局面である 6次産業までをこなす必要があり! といった コンサルタント的発言もよく言われる その中で 僕が一番違和感があるのは ブランド化 というものだ なんでしょうね ブランド化とは・・・ 生産者の意識からは遠く離れたその言葉や雰囲気に 違和感を感じるのかどうかは 生産現場にどれだけどっぷりはまっているかのひとつのバロメーターとなるのかもしれない 

 断じてしまえば ブランド化とは 非日常の演出を意味する なので 日々 どっぷりと日常の畑に取り込まれている僕などは 背広来てタイ締めて革靴履いてどっか行く(そういえば革靴とかどこ行ったっけ?)的なことが ブランド化と同義に感じる始末で とても 自分自身で そんな芸当はできそうにない そうした 客観的に自分の農産物を非日常のものとして第3者にプレゼンする技術と あくせくと毎日 畑をこなす能力との両方を兼ね備えた農業者が 最終的に 勝ち組 となるんでしょうかね・・・いやはや・・・

2 thoughts on “コアラ昇天 9月の状態 農業のブランド化

  1. いつも、楽しみに拝読させていただいています。そして、ハッとして、考えてしまいます。水栽培の野菜をサラダでおだしできますというカフェのお話をニュースで見ました。取立てをサラダで出せるというカフェです。『ブランド』の言葉と共に思い出したニュースでした。
    甘いものといえば、甘納豆。古くからあるお菓子ですが、時々食べると大変旨いです。

  2. いつも読んでいただき恐縮です 野菜工場 これからの主流となるのでしょうか・・・ 甘納豆おいしいですね やはり 和式の甘党は最高ですね

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