さて　今日の写真　出荷中のズッキーニ　まだこれは１番手　まだ２番手３番手と控えているのだけど（なぜそんなに作る？それは僕の好物だからさ）　そろそろ重なって出来てきそうで怖い　まさに　連鎖爆発が起きたら目も当てられない・・・

　今はお昼　今日は午前中畑に出て　こうして一旦帰ってきてブログを書き印刷して明日の出荷準備をして　昼過ぎには　高速バスに乗り都内へ出る　久々にお話をしてくる　オーガニックについて話すわけだけど　心はすでに
いかに　そこから逸脱するのか？がテーマだ　ま　会場におられる方々の多くは　紳士淑女であるわけで　そこに貧乏百姓の獣が一匹迷い込んでしまうわけで　僕に責任は取れない（逃避か）　普段　畑で一人での作業を言葉もなくしているので　最初の５分ほどは　いつも言葉が出てこない　そんなときには　言葉が降りてくるように　祈ります　大人として　社会人として　きちんと振る舞えるように　どうぞ　僕を導いてください・・・・（祈らないと暴れるのか？）

　３・１１から　１００日あまり　今だ事は終息せず　そして　津波などの被害を受けられた方の多くは　避難所などでの苦しい生活を余儀なくされている　ボランティアの数は足らず　都内ではすでに　対岸の火事という雰囲気だろうけど　事は何一つ解決しちゃいない　現場は常に　地獄だろう・・・・
　この１００日あまり　誰もがそうだろうけど　自分の受けた被害に　苦しんできたと思う　僕にしても　正直　はらわたが煮えくりかえる思いだ　自然災害はまだわかる　それは　人として受け入れざるを得ない　しかして　原発は・・・　農業を始めて　１０数年　農園を移転して５年　こうした事態が自分に降りかかるとはまさに　想定外　
　この１００日　自分の中から　被害者意識を追い出すのがしんどかった　東電でも政府でも誰でもいい　仮想敵を作って　それを　攻撃し裁き　自分の中で何度も判決を下す　そうした不毛な思いをこの１００日　繰り返してきた
僕だけではないと思う　でも　それはいつしか　自分をも裁くことになり　その刃は必ず自分を刺す　

　もちろん　社会的な意味や　公的には　冷静に起きたことを含め　責任のありかを明確化して今後に生かすのは当然だし　やらねばならないことだ　そして　エネルギー問題含め　僕らの社会を変えていかねばならない　現状に合わないシステムを構築し直すことは　急務だ　でも　それは　個人の領域とは別で　今回のことは　一人ひとりが
被害者であり　加害者でもあるわけで　前を向いて　今後に当たるためには　被害者意識からの脱却がとても大事なことだ　
　もちろん　僕は今回のことは決して忘れないし　この屈辱はいつか落とし前をつけたいと思っている　でも　それとは別に　個人として　楽しく畑を前向きにやっていく心構えのようなものが　ようやく見つけ出せた感じがする　
畑は楽しいし　お客様にお野菜をきちんとお届けできるのは　やはり　喜び以外何物でもない　そして　それを充分に味わってこれからも畑をやっていくし　そして　より発展させていくことが　また　おもしろくてたまらないことだ
てことで　来週　７月３（日）　ひょっとしたら　最後の畑ツアーになるかもしれません　是非　お時間ある方はお越しくださいませ　ホームページから申込みができます　暑いさなか　みんなでじゃがいもを掘ります　もちろん　１時間ちっとぐらいですので　死ぬまで掘れ！などとは言いません　楽しく　まったり　昼飯食べたり　みんなで　お茶しながらいろんな話をしましょう　お待ちしております！