新規就農

小松菜発芽 今後の5年~最終地点は?

8月18小松菜発芽

さて 今日の写真 発芽した秋の葉物 小松菜君です 種を播いて 必死に灌水してようやく発芽しました 夕方水をやれば 日中これだけ暑くても なんとか発芽します よかったよかった けなげに発芽した葉物はかわいいですね なんせ 葉物がない時期なので 早く大きくなってくれることを祈りたい

 さて 秋の作付けも待ったなし・・・今日はもうご飯はコンビニ弁当だった 飯を作っている時間がない 夜7時半ぐらいに帰ってきて メールをお客様に返信したり 洗濯したり 明日は出荷だしで 時間に追われる この時期はどうしても 朝早く起きるので 必然的に時間がなくなる その分 夜早く寝るかといえば そうでもないので 睡眠時間がなくなっていき 寝不足になり 日中の暑さと労働で体がふらふらになり あるとき ばたんといく・・・わけにはいかないので なんとか頑張るのですね 
 この8月半ばから 9月いっぱいまでが 実質秋・冬の作付けの勝負の時期 10月に入ってしまったらもう 種播いても 遅くて間に合いません その時点で 勝敗は決しているのですね なので これからの1カ月ちょっとが 一年で一番緊張している時期です 失敗するわけには いかないのですけど 毎年 何かが失敗します 白菜が虫にやられたり 暑さで枯れたり・・・・ まあ それも含めての 野菜作りです 

 先日 とある人から イベントの出店のお誘いを受けました まあ よくあることなのですけど 今年に入ってイベントで野菜持っていって売ったのは 2件のみかな・・・ で 結論から言ってしまえば 今後 こうしたイベントで出店して野菜を売るのはもう やめようと思います ま 売り先を見つけたり 少しでも顧客の獲得に繋がるといえば そうかもしれないけども 実際は ほとんど効果はありません 以前にも 何十人かの講座に 呼ばれて 熱く熱く毎回 語るのですけど その時に 買っていただけるのが そうですね・・・ 50人会場に消費者がいれば だいたい 10人~多くて20人ぐらいは 何か一つは買ってもらえます で 後日 ホームページにアクセスしてお試しセットの御注文をしていただけるのが 多くて 5人 少なくて3人ぐらいでしょうか? 
 そして 定期便になっていただけるのが 1~2人 です そして 3カ月~半年でだいたい おやめになるか 一年経つと お一人残っていれば 成功 といえます 当然 みなさん 僕のことを知った上でこの数字です
 なので たくさんあるブースの一つに過ぎない イベントでのお野菜の販売では ほとんど 突っ込んだ話もできず チラシを配っても 効果はほとんどありません
 そして これが一番大きいのですけど そうしたイベントに参加すると だいたい 若い20~30代の意気の良い
若い就農していかにもがんばっているご夫婦かなんかを見ると ああ・・・頑張ってほしいな と思います でも 彼らと 競争相手にならねばいけないのが いやなのです 僕はもう そうした状況からは 脱して なんとか一人で 細々とやっていく道を探りたい というのが本音です 

 やはり 3・11の影響があるのでしょう 正直 ちょっと 以前のように 同じように 今後農業をやっていくことはできないようです もちろん 僕は自分のお客様がいる限り 命を賭けて野菜を作ることは同じですが もう あまりにも ビジネス的な感覚では今後やることはできない感じです(あ でも バジルペースト作ったり何かの仕掛けはしますし 畑ツアーも要望あれば 続けますからね) 
 ということで 今ちょっと 模索する段階に入ったようです 成田に来て5年 第二次5ヶ年計画を考えているけど たぶん 5年先の終着点は ちょっと今とは違ったところになりそうです

 僕はもともと アウトサイダー それは 有機農業という異質な世界でも同じです 真面目な有機農家にはもともとなれません 今年の冬には ちょっと別のことをやるつもりです 今 準備段階です 来年明けには 発表できるといいな・・・(たいしたことではありませんが・・)

3 thoughts on “小松菜発芽 今後の5年~最終地点は?

  1. 同感しています。
    同年代として、何か共通する感覚なのでしょうか?って思わせてもらっています。
    「ちょっと別のこと・・・」って興味津津ですよ、はやくはっぴょ~してください(笑)。

  2. お野菜いつもありがとう。
    今後、どんな形で有機農業をやっていけるのか、本当に難しいことだと思います。ユミキノさんの人生は、本当に試練の連続ですね、でも、越えられない人には試練はこないし、ユミキノさんが頑張って歯をくいしばっている姿から、考えさせられている人は本当に多いと思います。

    こちらもいろいろありますが、今後もユミキノさんのお野菜を一生、とり続けていきたいと思っております、うちの父が心から応援している、と申しておりました。
    以前、連れて行った後輩もまた、ゆきたいと言っておりました。

    陰ながらの応援しかできませんが、いつも、ユミキノさんと畑のご無事?と祈っております。御自愛くださいませ。

  3. >とく様
    ああ そんなに期待されても・・・たいしたことではありません 冬には発表できるかな? 準備に時間がかかるのですね ではでは・・

    >しほしほ様
    お世話になります 本人はブランデー片手に猫なでなで状態に憧れているのですけどね・・・
     お父様によろしくお伝えくださいませ いつも 応援・支援してくれて ありがとう! そうしたことで 僕はやっていくことができます
    今後もどうぞ よろしくです!

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