『旬の有機野菜セット』

10月最終週「旬の有機野菜セット」~聖護院大根出荷編 nonona磯部様 究極の愛

10月26聖護院大根

10月最終週「旬の有機野菜セット」~聖護院大根出荷編

さつまいも 人参 聖護院大根 赤かぶ 白菜 タ―サイの間引き菜 ビタミン菜 ルッコラ ブロッコリー

 さて 10月も終わり さつまいもも1月出荷したので 11月からはほんのわずか残っているじゃがいもを出したら あとは 里芋だ これからがんがん里芋を掘る 今日の写真 聖護院大根が出てくる そして うれしいのが白菜も初出荷 まだ 巻きが甘いけど キャベツがない今助かる 畑はどんどん冷えてくる季節に入ったけど まだ 日中は 気持ちよく働ける最後の時期 今はまだ楽しいときだ

 今日は いつもお世話になっている nonona(ののな)さん・・・(神奈川県平塚駅前にありますみなさんどうぞおいでくださいませ!)と 電話で話す 店主の磯部さん 震災以降 お客様を増やした という僕から見れば 伝説に等しいことを成し遂げている ほとんどの飲食店はじめ 数字を落としているのがどの業界でもそうだと思うけど 倍近く伸ばしている ということは 本当に凄いことだと思う どこにその秘密があるのだろうか? やはり 普段の姿勢が違うのでしょう はー まったくもって 反省せねばな・・・・僕もがんばらねばな・・・・

 トイレにいつも置いてあるのが 1Q84 村上春樹氏の小説 僕はこの本何度でも読む それは 単なる小説だと思って僕は読んでない 村上氏は それを意図しているのかどうかわからないけど 文章の合間に 隠れたメッセージをたくさん施している この本を 普通の小説として読んだら たぶんほとんどそれは知覚できないようになっているとしか思えない なので 僕は何度でも読みこんで それを解いていく 
 この寓話は 究極の恋愛の形 というものも同時に示している 10歳の時に クラスメートであった主人公二人が ほとんど会話を交わすことなく ただ一度だけ 手を握りしめたところからすべてが始まっている その一瞬の出来事を その後 大人になっても それぞれが刻印のように心に深く刻んでいる お互いが自慰行為の際にもお互いを思うという これ以上のドラマはないとさえ思える 
 ほとんどが 子供のころの記憶を忘れ去り なりたかったものや 憧れていたものという夢を捨て去り 現実を受け入れて 大人になる 10歳のときの 幼馴染みとどこかで出会い そして お互いがいまだに愛している そんなことは 現実には起こり得ない でも だからこそ 僕は この物語のこの最初の設定に強く惹かれる
 
 自分が どんな子供時代を過ごし どんな過程を経て 今に至っているのか・・・だんだん そうした自分の内側の洞察が年々と意味を持ちはじめる あと 残りの人生で何をして 何をしたいのか? 自分の長い長い ひとつのストーリーを完結できるように そろそろ 考え始める時期のようだ・・・・ま 秋の空は美しいってことです

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