新規就農

えんどう君登場!憎しみの正当化からの脱却その1 

10月31えんどう君種まき

今日の写真 えんどう君の種まき 今年はちょっと品種を変えてみる いよいよ 畑は来年へ向けて動き始めた 明日からは11月 ってことは あと2カ月で今年も終わり いやはや・・・今年はもう いろんなことありすぎて わけわかんねー・・・ というのが 偽らざる心境だ はー 告白してしまうと たぶん 今年は秋ごろ 一回気持ちが途切れてしまったようだ 成田に来て5年 僕なりに必死にやってきたけども まあ それはそれで 少しリセットというか 一呼吸置いた感じになったみたいだ

  たった2~3日 畑を留守にしただけだったけど 今日朝 畑に行ったら新鮮に感じることができた おお!と 思わず自分でも思ったぐらい 好きで始めたことだけども いつしか それに縛られ 義務感が生じてきて もちろん仕事とはそういうものだけれども いつしか狭い視野で物事を見始める そう 下を向いて 自分の畑のことばかり見ていると 自分の正しさだけを 自分だけしか通用しない正しさという偏見のエゴを持ち始める たぶん そうしたものに たくさんたくさん 囚われているんでしょうな と 正直 思いました はい・・・

 憎しみの正当化 - たぶんでもなくて 当然といえば当然だけども 東日本の第一次産業に従事す人は みんながみんな 今回の原発の問題では 被害者なのは間違いない そして 以前このブログでも書いたけど 誰も謝りにやってこないわけで 某電力会社の人が古民家にやってきて (○○さん(僕の名前) この度は申し訳ありませんでしたあああ~!) と 大きな声で頭を下げてくれたら 僕は許せるかもしれない と 書いたけど もちろんそんなことは実現するわけもなく・・・・(正直 千葉の東電支社にまじで一人で行ってみようかな?とか本気で何度思ったか)
 だけれども この被害者感情は どこへも僕を連れて行ってはくれない もちろん 法律的なことだとか 責任問題うんぬんはあるだろうけども それは 別として 僕自身が 今後 真摯に畑に向きあうには 自分の中にある 憎しみや怒りを 社会の代表のような顔をして 正当化するのは たぶんうまくいかないことだろう・・・と 気づく 都内はなんだか とても 静かで 震災などどこ吹く風って感じだったけど それはもちろんリアルなものではないとしても 少しでも前向きにとらえていくということもあるのかもしれない・・・問題はたとえ解決してなかったとしてもだ 自分の中に 正当化したその塊を抱えていたら たぶん 自分を滅ぼす癌となるだろう そこからは抜け出さなくてはいけない 手放さなくてはならない と思う  

 生きることは こうして たくさんの罠をくぐり抜けていくことだ 明日からは 11月 気持ちをリセットできたかはわからないけども 来年の春がやってくるのを待ち受けて それに合わせて 畑を準備して 土を作り 種を播き
いつも通り お野菜を出荷する 毎年 繰り返すこの 有機農家としての法則 そこに思いを込めて 魂込めて
今年の残り 2か月を過ごせたらなと思います  

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