さて　今日は午後から強風が吹き荒れる　さあ来ましたね　冬の恒例　強風です　ここ成田は平野部で　空港があるくらいですから山がない　それゆえ　風が吹くと　この時期何も作付けをしていない広大な農地から砂埃が舞い上がり　それが吹き荒れます　国道などを走っていると　一瞬　畑から吹き付ける砂嵐で　前が見えなくなるほどです　そんな中　今日の写真　春人参の除草です　これまた　有機農業７大地獄　このマルチの穴の中に生えてくる雑草を　人参と見分けながら　女装（？）除草して（こっちが正解）やります　これやらないと　僕のような除草剤を使わないやり方ですと　草に負けて　人参できません　てことで　春人参はこれが宿命です　そして　これは本当に時間がかかり　手間のかかる作業です　本日は　お手伝いの方がお一人　強風吹き荒れる中　この作業を午後手伝ってもらいました　（こんな風に手間がかかって人参ができてくるなんて消費者は知らなさすぎ・・・）とのコメント
　
　ま　そういうことです　知らないのは当然だと思いますが　問題は　それに対する　何らの評価もないことです
手間がかかり　苦労があって有機野菜は初めて　商品になります　しかして　それは価格として反映されることはまれです　なので　普通にスーパーに御並んでいるような薬を使うというやり方が　今までも　そしてこれからも　農業の主流となるのでしょう　永遠のインディーズレーベルの世界　それが有機野菜というものです

　そして　今日はもう一人　来訪者が・・・茨城にてサクセスロードをひた走る有機農家　彼から買った　管理機を　僕がぶッ壊してしまったので　一部の部品を買い取っていただきました（サンキューね）　
久々に会ったのだけど　何がって　彼はずっと出会ったころから（僕もそうだけど）　坊主だったのですね　しかして　今回　彼は長髪だったのですね！　うーむ　開口一番　（え？それは　俺みたく生えてこない坊主とは違うって感じの何かのアピール的なもの？）　と嫌味を繰り出す　しかも　なんだか　おされな感じの（ドレッドとかいうやつ？）　まったくもって　有機農家としてあるまじき暴挙　うーむ　しかして　彼はサクセスしているから　誰も文句は言えまい　うーむ　俺も成功したら　モヒカンでも？ＯＫ？

　午後から帰って出荷があるとのことで　あまりゆっくりできなかったけど　育苗ハウスなど見てもらって　アドバイスをもらったりする　農業の世界は奥が深い　優秀な部分はどんどん取り入れて前へ進み続ける　優秀な仲間は多くいるわけで　お互い切磋琢磨するわけです