バイオダイナミック農法

「旬の有機野菜セット」~ビオディナミ農法編 なぜ僕がそれに取り組むのか? 太陽ー月ーそして地球

2月25みず菜ルッコラレッドマスタード

2月最終週~3月第1週「旬の有機野菜セット」~ビオディナミ農法編

 里芋 おふくろ大根 人参 白菜 ビタミン菜 みぶ菜 レッドマスタード ルッコラ (ラデッシュorかき菜orみそめ)

さて 今週末はいよいよ3月に突入 端境期(はざかいき)に入ります お野菜セットはだんだん品数が減ってきて 葉物中心になってきます そんな中 今日の写真 ルッコラ みず菜 レッドマスタード きれいに洗って 古民家の縁側に並べました きれいですね この時期にしては 出来のいい葉物ができました 品目が少なくなりますが 味の良い きれいな葉物でどうぞ お楽しみくださいませ

 今日は朝から雨 都内は雪だそうだけど こっちはずっと雨だった 午後から隣の佐倉市へ行ったけど 大きなボタン雪だったそうで ずいぶん違う 今日は午前中確定申告の書類作って そのまま町へ行き提出 ふー 一年に一回のことだけども 毎回 苦しい 数字を見て苦しくなり 提出にも苦労する 儲かっている人は楽しいのかな・・・僕には縁がないことだけど
 そして お昼すぎに 成田駅にて待ち合わせ・・・ドイツからやってきた方 えーと・・・・(名刺を見ると)マルティン・ルター大学の先生 日本の食と安全に関しての本を書く予定で 震災のことやオーガニックのことなどを絡めた形で 事前にいくつか質問をいただいていた 日本へ留学していたこともあり 日本語はペラペラ(でもどうして外国の方はすぐに日本語覚えるのだろう?僕らが何年かかっても英語話せないというに) 
 何人もの方にインタビューしているせいもあり(なんと天下の農水省にまで行ったようだ) 日本の抱えるいくつかの問題に精通していた 特に 震災以降 なぜ日本は復興が遅いのか?そして 都内など すでに忘れられつつあるのか? とても懸念していた 日本の硬直した官僚体質や 消費者の無関心など どのようにして今後農家として解決していくのか? といった 直球勝負の質問をされる・・・・うーむ しがない貧乏百姓にはよくわからないけども ま 地道にやっていくしか方法はありません ってことです

 今日は 4年に一度やってくる日 通常一年間は 365日だけど それだと 毎年6時間前後余る なので 4回分 つまり4年に一回特別な日を作って調整するわけですな・・・・
 さて 僕が取り組むバイオダイナミック農法(ビオディナミ農法) もちろん とても難解なものですが(興味ある人は是非とも本を読んでみてください 5分で寝るにはうってつけ) 太陽ー月ーそして地球 さらには 太陽系の各惑星 さらには 大きな星座たち こうした広大な宇宙の物語 その詳細な影響を 細かくやりだしたのならば きりがない 西洋占星術を理解するだけでも 数十年とかかるだろう 
 用は その基本となるのは 太陽の周りを地球が一年かけて周り さらにはそこには自転が加わり そして その地球の周りを月が回っているということだ その 3者3様の影響の受け方が 当然 この地球に多大なものを与えるわけです それは オカルトでもなんでもなく 単に 影響するということの当たり前のことなのです
 太陽から送られてくる 太陽風には様々なものが含まれていて 当然 磁力のようなものがあります それが 地球に当たってどのように地表に降り注ぐのか・・・ それが 昼と夜という一日の巡りの中でどのように この地球に存在する生命たちに影響を与えるのか・・・こう 話すととても奥が深くて とてもおもしろいものでしょう?

 月が誕生した当初は もっと地球に近かったようです そして その後 今の位置に遠く離れることになりました(太陽に比べれば近いけど) なので 地球に生命が誕生した当初 月の影響が大きかったのです 今でも 水分 の動きに関して 月は多大な影響を与えています 海がそうですね あれだけの大きな水の塊が動くのですから 地球にある 植物の中の水分に影響を与えていない と考える方が 逆に不思議だと思います
 僕がこのようなことを感じたりするきっかけになったのは ネイティブ・アメリカンの儀式です 彼らの儀式は 必ず 方角(東西南北) そして 右まわり 厳格なルールがあり それを破ることは許されません 彼らのような 膨大な知恵を保持している伝統ある民族が 何の理由もなく そうしたルールを未来永劫守ってきた とは到底思えませんでした そこから 自分なりに 地球の生態系と 宇宙の繋がり のようなものを意識してきました 
 
 古代の農業は おそらく 今の僕のように機械を使ったり高度な栽培技術は持っていなかったでしょう でもその分 そうした 地球を取り巻くたくさんの情報を駆使して 農業をやっていたのは間違いないでしょう だからこそ 農薬も化成肥料もなく その村の一年間の食料を確保できたのでは?と思います 
 現代の農業者が 機械もなく 何もなく 野菜から毎年種を採取して 営農しろ と言われてできるはずがないのは 僕が保証します 今の農業は そうした古代からの知恵を失ってしまいました 
僕は このバイオダイナミック農法というものに 取り組むことから そうしたかつての古代の知恵にアクセスできるのではないか 現代の高度な栽培技術と組み合わせれば もっと 凄い野菜ができるのではないか? そんな風に思っています まあ まずは 食べることからですね(毎回それがテーマです そして永遠の農業者のテーマです)

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