田舎暮らし

雨と夏の畑 隣の耕作放棄地

6月14隣の耕作放棄地

今日は朝から典型的な梅雨空 しとしとじめじめ降りそそぐ 畑の土はぬかるんで歩くのも一苦労 じゃがいも君たちは 早く掘ってくれ!と 自らの茎を枯らせて僕に訴えかけてくる 今日はひたすら 茄子・ピーマンを援農の方と一緒に植え付ける これで今年の茄子はようやく終わり あとは 収穫するだけだ
 午後からは 暑さがやってくる 都会での暑さとは違い 畑の暑さというのは 下からの熱気だ 畑の土にたっぷりと染みわたった水分が 照りつける太陽でもって がんがん大気中に昇っていく その真っ只中にいるのだからたまらない そして ああ 夏が来たな この時期が来たな と思う・・・

 夏は 百姓にとっては正念場 何をするにしても まるで宇宙飛行士が空中遊泳をするように 作業が遅くなり だらだらと汗が出続けて どんどん疲れがたまり 摩耗していく でも 夏というのは 植物や野菜たちは どんどん成長していき その勢いをまじかで見れて 単純に何かが発展していくイメージが持ててうれしくもある そんな夏野菜たちの 成長ぶりに引っ張られて 僕も疲れるけれども 勢いを持って日々を乗り越していく もうすぐ 夏至・・・太陽が 一番高く昇り詰める日だ さて 今年の夏も頑張ろう 毎年暑いけども それこそが夏・・・

 今日の写真 今日植え付けていた 茄子畑の隣の畑がこの状態 約2反・・毎年 きっちり作付けをしているわけだけども 今の時点でこのありさま・・てことは たぶんこれ昨年までやっていた人は あきらめたかも・・・で ちょっと離れたところでやっている人に様子を聞いてみると・・(ああ・・ありゃ今年はやめちゃった感じかもな・・地主か・・地元の人だと思うけどね・・)とのこと うーむ 地主さんがわからないとなあ・・・隣だから 借りてもいいのだけど・・・
 でも こうして毎年 一年がたつごとに 耕作放棄地が増えていく この流れは未来永劫変わらない どんどん農地は放棄されていく それが 日本という国の現状であり 将来何が待っているのか・・・・

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