今日の写真　ルッコラが今週初出荷となりました　この時期貴重な葉物　ちょっとお野菜セットにもアクセントとなったか・・・・　さて　このブログも久々・・・連日　仕事が立て込んでいて　お野菜の出荷が終わったら　息つく間もなく　仕事に追われる　この時期はもうどうしようもない　もともと　プライベートな生活などないわけだけど　この時期はなおさら・・・ほとんど寝に帰るだけの　アパートは完全に崩壊している　夜暗くなってから　家に帰り　すぐさま洗濯機に汚れまくったTシャツやらを放り投げて　シャワーを浴びる　出てきて　すぐに　晩御飯といきたいわけだけども　この時期はもう　自炊する気力はない・・・なので　適当にスーパーかコンビニで買ってきた適当なものを食べながら　すぐに　パソコン仕事にかかる・・・この繰り返し・・・・出荷前日はどうしても　夜１２時過ぎるので　どこかで　寝だめしたいのだけども　この時期は無理だ　

　９月は一切のイベントやらの出店を取りやめて　畑に専念する　ハウスの苗が３分の２が全滅　キャベツ・ブロッコリーが今年はほとんどないかもしれない・・・そして　先日　野菜の収穫をしていると　家庭菜園をしている　隣の地主さんが　凄い剣幕で　隣接している僕の畑の境について　怒られる・・・いつもは　優しいおじさんなのだけど　今回は　目つきが違った　インゲンのアングルパイプがそちら側に突き出ているとか　境の草の刈り方が良くないようで　僕はひたすら　頭を下げ続ける　僕にとっては　地主さんは　徳川家と同じ　ひたすら　奉公するしかない　正しいとか間違っているとかは関係ない　真実などどうでもいい　ただただ　僕は追い出されないように振る舞うしかない　田舎の人にとっては　土地は　命の次に大事という価値観の人は多い　それゆえ　たとえ　家庭菜園で別に売っているわけでもない　畑でもその死守には全力を投入するわけで　人権など存在しない　僕のような立場では
永遠の小作人　畑も住まいも死ぬまで　自分のものではない　人様の力をお借りして　営農していくしか方法はない・・・・

　この３日　人と会うこともなく　ひたすら畑仕事にまい進している　さすると　なんせ　広い畑では　動く者などなく　自分以外に人間がいないので　意識がどんどん　人の生活という範疇からは遠くなっていく　喉が乾けば　冷やしたペットボトルのお茶を　ごくごく口元から垂れ流しながら飲んで　集中しているものだから　奇声を上げながら　畑仕事をして　暑くて上半身裸になって　タオルで体をふき　小用を足したくなったら　畑の隅でも　何も気にせずにする　言葉がどんどんなくなっていき　目つきがぎらぎらしていく　世界の果てのような　畑の隅で　こうして　仕事をしていると　本当に世の中のことなど関係なくなる　もともと　ほとんど何かに参加している意識などないけども　それが　ますます加速されていく　いい意味で　ﾋﾟｭｱになり　そうでない意味で　鈍感になるのだろう・・・　でも　それがどうした　俺には畑しかない　常に　肉体一つでこれからもやっていくんだ