田舎暮らし

はしゅきのタイヤ交換に目を剝く 田舎の理想の暮らし オーガニックにこだわって離農していくパターンその1

2月17はしゅき交換

今日の写真 種を播こうとこのはしゅきを畑で押していくと なにやら様子がおかしい・・・うん?と見ると なああんと このはしゅきの後ろのタイヤが外れているではないかああ! ってことで 形あるものは壊れゆく・・・・はい トラクターに続いて 今度ははしゅきが壊れました まあ 仕方なく この後ろのタイヤ部分を 農業専門店しんしん(最高なネーミング)に向かい 購入・・・みなさん このプラスチックでできた簡単なタイヤ いくらすると思いますか?
なんと1万3千円!!! (原価は300円もしないと思うぐらいだけど) いやはや 目ん玉飛びだす値段で頭がくらくら しかして これなくしては種播けません 泣く泣く購入 ぼろぼろこぼれ落ちる涙をぬぐいながら播きました・・・(嘘ですけどだいたいこんな感じです)

 さて 心を入れ替えて・・・・ 昨日は1日中 古民家を掃除して修復しました おかげで終わったら みんな 鼻の穴の中が真黒 みんなでお互いを笑いあいました そして 今日は朝から畑仕事をやりまくる・・・ふと 夕方の帰り道 思った 農業の世界に入る前に 思い描いた 理想の暮らしぶり 住むところを自分で作ったり 畑をやって 充実した暮らしを描いたその昔・・・・たぶん 今 自分がやっていることを 憧れている若者やパソコンの前に坐って会社勤めをしている人がいるのかもしれないな と・・・・今の僕のように 問題に直面して なんとかかんとか打開を目指して必死にやっていると そんな昔を懐かしがる余裕もないけれども たぶん こうして 毎日 熱く熱く畑や暮らしにまい進している暮らしを夢見ている人は多いのだろう 僕は思う 大変だけど おもしろいですよ だから みなさん もし会社がいやだと思っているならば やめて こうした暮らしを目指すのはいいと思いますよ と・・
もちろん 農業の世界で食べていけるのは 一握りしかいない・・・でも 成功すれば パラダイスが待ち受ける(もちろん金がたんまりはありませんが)

 不況の世の中が当たり前となった昨今 昔の中間層は 年収400-600万 今は200-300万というのが 新中間層と呼ばれるらしい 大学を出て就職して社会人となっても その年収 ・・・てことは 中学を出て すぐに 何かオリジナルの技術を持ちえることができたならば 10年後に逆転できる可能性が十分あると思う 農業だって同じ 僕は不思議でしょうがない このあたり 成田@大栄にはいくらでも 耕作放棄地がある なので 産地でブランド化している さつまいも とか 落花生作れば 余裕で食べていける もちろん 有機農業とかオーガニックとか こだわっていては話にならない 某JAにおまかせ 作ったものを売っていただいてしこたま手数払っても 問題はない 薬と化成肥料使って 機械さえあれば 誰でもできる 2~3年で軌道に乗ると思う 今後 ますます農地を手放す人は増えるわけで 規模拡大は容易だ 新規で農業目指す人の多くは 有機にこだわる そこに落とし穴が待ち受けているのですね・・・・僕は そう思っているけども 誰もやらないんだよなあ・・・・(僕のとある畑の隣の新規就農3年の男の子・・・この冬の今の時期 僕はがんがん作づけているけども彼の畑には何もない・・・うーむ この時点でアウト!なのだけど これがオーガニックにこだわって周囲が見えずに離農していくパターンその1なんですな・・・)

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