有機農業

雨と完璧春白菜 農家の撮影とは?

5月19完璧春白菜
さて 今朝は朝から雨がぱらぱら・・・しかして 天気予報ではずっと曇り なので まあ そのうち上がるだろうと重い がんがん きゅうりやらを畑に植え付けていく 多少の雨では仕事は止めない 百姓ならば当然のことです
気にせず 仕事をしていると 雨足が強くなり とうとうどしゃ降りに・・・ふう 仕方なく撤退 ハウスでの種まきに切り替える ま 天気には逆らわない それが この仕事の第一の掟 です・・・

 今日の写真 今がんがん出荷中の 春白菜です 今年は寒い日が多かったのか 出来が良い そして この白菜が3本目なのだけど 出来は完璧 虫もついていない 苦節10年 春白菜は作るのが難しいものの一つだけども なんとか 今年掴めた感触がある ポイントは 穴空きトンネルと 被膜資材パオパオの使い方だと知る うまくやれば 密植3列でも充分いける やはり 百姓としては キャベツよりも白菜 春の香りが 白菜の方が強くて半分に切った時の香りがたまらない 

 さて ユーチューブで動画撮影を以前よくアップしていた ま 農業の世界ではすでに ツイッターやらフェイスブックは当然になったのだけども 僕はあまりやっていない 今は 農業者にとって 情報発信とはなんだろうか?という原点をいろいろ考えているところだ 農作業を撮影して ユーチューブにアップしたところで それが何の意味があるのか? つまり 誰が見るのか?と考えれば だいたい 同業者が見ることになる だけども 同業者に見せて何かメリットがあるのか?ということになる 僕の狙いとしては 僕のお野菜を取っていただいている お客様や 一般消費者の方が見ていただいて 農業の現場の空気や 具体的な作業の様子を知っていただくことが メリットだと思っている その意味で 僕は 農業のことなど何も知らない人が これを見ている という前提で 即興撮影しながら べらべらしゃべることになったわけです 農業の動画のほとんどが 遠くから機械やら作業を漫然と撮影していて 農業者ならば ある程度 興味を持つわけですが 一般の人には何がなんやらわかりようもない てことで そうしたものとは違うやり方でと思って 撮影してきたのですが ちょっと 今は仕切り直しです・・・

 1昨年来 H君という懇意にしている IT企業の若き社長がプライベートで密着ドキュメント風の撮影を二人でしてきた そして ようやくこの6月ごろに 編集が出来上がりそうだ 僕はずいぶんと楽しみにしています そして どこかで 発表できたらいいね と相談しています 畑の風景 そして 古民家での作業や 僕の語り・・・都内でのイベントでの様子など 僕の近年の歴史でもあります 
 来年カフェをオープンさせることもあり 農業者ー消費者 との距離感 ということを最近はよく考えます 先日の 都内高級店での雰囲気は やはり 田舎者の百姓にとっては 慣れないものがありました どうしたら もっと 正直に 誠実に 農業の現場というものを伝えることができるだろうか? まだまだ 模索が続きます

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