６月第３週　「旬の有機野菜セット」～うり科爆発編

じゃがいも（アンデス）　玉ねぎ　人参　キャベツ　きゅうり　ズッキーニ　赤カブ　コールラビ　グリーンマスタード
みず菜　おまけ（ヤングコーン）

　さて　今日の写真　ウリ科のきゅうりです　うーむ　いきなり大爆発・・・この連日の梅雨にて　とうとうきゅうりとズッキーニが爆発　きゅうりは４本定植したうちの　わずか１本目で早くも　３コンテナの収穫　うう・・・どう考えても　一軒のお客様に入れる限界というものがあるわけで　使えるのはわずか・・・結局収穫したうちの　７割が廃棄・・・
　こんな時に　確実に売れるところがあればいいのだけども　そんなものはない　僕がカフェをやろうと思っている　ひとつの動機がこれ　そう　確実に自分だけの売り場がどこかにあれば　捨てるまでもなく　こうして　売れる場所を確保できるわけだ　同じく　ズッキーニも爆発　棍棒のような大きくなりすぎた　ズッキーニをがんがん畑に投げて行く　うり科はとにかく　実を大きくしたらだめ・・・出荷しようがしまいが　とにかく　実はもぐのですね　・・・
　先週で　大根　そして　白菜がほぼ終わり・・・コールラビ　ヤングコーンも始まり　いよいよ夏へと移行していきます・・・・

　さて　今朝は朝一番で起きて　高速バスー新幹線と乗りついで　実家に帰省・・・いつ以来だろうか　この時期を逃したらもう　冬までチャンスはないので　じゃがいも掘りがしこたま残っている中　合間を縫っての帰郷だ　実家といっても　僕の育ったところではなく　家も違う　何の愛着もない　家に帰るのは　ただただ　両親に自分の元気な姿を見せる　僕ができる唯一の親孝行だ　・・・・こうして　久々に帰るたびに　両親は　小さくなり弱っていく　僕はもうすぐ５０になろうかという　単なる中年おじさんだけども　２０歳で家を出て以来　時が止まっているかのように　（元気か　ちゃんと食べているのか　仕事は頑張っているか　手が汚い　今からでも遅くない　ちゃんとした仕事をしろ的な（いやもう遅いだろ）小言を連ねる　母親曰く　僕は中学までは期待の星だったようだ　中学卒業の時に　卒業生代表で答辞を読んだ時には　心から誇らしかったと熱く語る　その後のおまえは～と毎回のパターンだ　僕はひたすら　はい　すいません・・・はい　申し訳ありません　はい　大変申し訳ありません　と謝り続ける・・・親の期待をすべて裏切り僕はしたいように生きて来た　そのつけをこうして　はらうわけです　実家滞在時間は　３時間　すぐに新幹線に乗って成田へ向かう　・・・次に会えるのはいつだろう　（温泉にでも行って２～３日泊まって親子でのんびりしたい　わしが死ぬまでにはできんかのう？）　畑を２日空けることなどできはしない　僕の仕事はそういうものだ　毎回　帰りの新幹線では　ひたすら　奥歯を噛みしめて　じっとしている・・・・ただ僕にできることはそれだけだ