有機農業

2013紅葉 農家の飲み会

11月21庭の紅葉
今日の写真 古民家の庭に咲く紅葉です・・・きれいですね 明日の出荷には もし入れられるスペースがあったならば これ小さい枝を少し折って 入れてみようかと思います・・・百姓からの 小さなプレゼントです

 僕は冬に生まれた 生まれた田舎は ここ成田よりも寒い山間地の田舎だ なんとか村 という名のつく峠の上にある家で育った 20歳を越えて 都会に出てきて ああ 俺の育った田舎は寒かったんだな と初めて知った 山育ちだからといって 寒さに強いとは限らない ・・・まさか こんな自然と一体となった仕事をすることになるとは夢にも思わなかったけども 冬は苦手だ 出荷場で使っている古民家の中は冬は寒くて 何度も 手をこすりあわせながらの出荷となる でも 苦手だけども あの 朝の澄んだ空気 朝一番に胸の奥に流し込むさわやかさは 何にも変えがたい・・・その 瞬間は 寒さよりも 気持ちがいいほうが上回る なんでしょう 冬は 自分を深く見るにはいい季節ですな 一人畑で 寒さにしびれながら立っているだけで なにやら 時節の句が浮かんできそうだ ああ だから 冬の厳しい ロシアなどには 文豪と呼ばれる 小説家が多く輩出されるのだろうか・・・・(だって 年中アロハでいいハワイで 著名な小説家なんていなくないか?)

 昨夜は 月に一度の農家の勉強会がある 今回は なんだか忘年会のような雰囲気で 隣の町の新規就農の若手メンバーが 是非に とのことで 合同勉強会?(いつからか飲み会)となった 僕は酒は飲みません 酒の席というものも 基本嫌いです できるだけそうした場所には行かないようにしていまして・・・ ま 個人でやっている 有機農家が集まる というだけで その世界の内情を少しでも知っている人ならば 想像がつくと思うけども まあ それは濃い話になりがちでして 世間とはかけ離れた世界で畑をやっている農家 とくれば 阿鼻叫喚 とまではいきませんが 収拾がつかなくなりがちでして・・・・
 研修生Aさんも 初参加でしたが 期待よりも肩透かしだったようでした ま 農業の話は実はあまり出ないのですな・・ そして 雑感・・ 有機農業という業界は 行き詰っている ということ そして その中にいる 個人の有機農家も同じで いまや 畑をやり 農産物を作って売る ということだけをやっているだけのスタイルでいいと思っている農家は一人もいない ということだ みんな 次のステージは何か? ということを 懸命に模索している その ヒントなりを みんな探している感じだ ま 僕は もう 飲食店の展開 というところしか 今は考えていない 来年オープンさせるカフェを成功させること それを皮切りに・・という 一歩にとにかく掛けている もちろん それは 畑を安定してやるためだ 未来永劫 農園を永続的に展開するためであって 飲食店のおろしとしての畑という位置づけではない 畑あっての店 ということです 飲食店が 畑をプロとしてやる ということはおそらくは不可能だろう だけども ひょっとして 畑をやっている農家が 飲食店をやることはできないのか? というひとつの挑戦になります ま 口だけならば なんとでも言える 実際に来年が勝負となります 今までも そして これからも 必死にやっていくだけです・・・・

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