田舎暮らし

育苗ハウスパンパン 本当の意味での半農半X 

3月12ぱんぱん苗ハウス
今日の写真 昨年の3月半ばの育苗ハウスの様子です あと1ヶ月でハウスはこのように野菜の苗たちでパンパンになります いやはや・・・これからいよいよ 農繁期を迎えます 一気に忙しくなりまして それは 10月まで続きます それまでは とにかく走り続けます 何があっても・・・さて 今日は隣町の友人有機農家さんへ 管理機を借りに行く どうも僕のはパワー不足でじゃがいもの植え付けがやりにくい 
午前中に行ったのだけども 国道は大渋滞・・・・そして 隣町なのだけども 雪の降雪量がぜんぜん違う 成田は今回雨が途中で降って それで雪を溶かしてくれたのでそれほどでも・・・でも 隣町では なんと春栽培のトンネルがほとんどつぶれてしまったようだ まじ! そして ところどころ ハウスもつぶれたところがあるようで・・・いやはや
なんだか 今回のは 50年ぶりにだそうで・・・毎年 もう 何十年ぶりとかにはなれてきたけども まったく参る・・

 さて その友人の有機農家さん・・・すでに古民家を買い 庭にはやぎや鶏を放ち ま 理想の農家暮らしでもある
そして もちろん畑もヘクタール単位でこなしながら ワゴン車を自分で改造して キッチンカーを作り レストラン営業の許可を取り 週末いろんなイベントに出店 農家ではなくて 業者と同じ立場で出ている そして 古民家には週末となると 都会からいろんな人がやってきて ワークショップを開いたりして それもひとつの柱になっている・・
 そう 彼がやっていることが 本当の意味での 半農半Xである・・・(世間で言われているものは 半家庭菜園半Xである)そして 彼は大工の技術を生かして 屋内の改装なども仕事で請負い 自分の日当の労働力を1万5千円と設定して 外貨を獲得すべく日々奮闘している
なので 僕も古民家の空いている部屋の内装を彼に頼んで 保冷庫使用に発注してみようかと思い 今度 内見に来てもらうべくお願いした ・・・これはつまり 農家が 農産物だけに頼らずにすむやり方だ 有機農業を10年以上やってわかったことは 農産物を安定して出荷する というのは大変だということだ
僕のように 自前の顧客を持っていて あらかじめ作る量が決まっていたとしても やはり 無農薬で年中出荷のお野菜を作るのは難しい そこをどうするのか・・・農家として経営を安定させるにはどうしたらいいのか という課題をみんなが 今 クリアーすべくいろんなやり方を試みている
 我が農園にしろ 飲食店を自分でやることによって 八百屋の機能はもちろん 情報発信やらイベントやら 料理教室にまで手を広げようと思っている いうなれば 食や農に関することであれば なんでもOK ってことで外貨の獲得を目指すのですね・・・

 とまあ このようにして 個人のユニークな農家がどれだけ増えるのか が 今後の課題なのだと思う これは 大規模化をやたらと推進する行政やらの政策とは一線を画すものであり 今後の日本の農業を語る上でのひとつの試金石となるのだと思う・・・・

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