有機農業

機械の気持ち とれーさびりてぃ? 顔の見える関係性

3月15研修生Aさんマルチはり
今日の写真 研修生Aさん トラクターのマルチ張りをつきっきりで教え込む・・・さて トラクターの操作もほぼまかせることができてきて 残りはこのマルチ張り・・・何度か今まで試したが 出来はまだまだ・・・研修もほぼ半年を過ぎつつあり 残り半年で機械の操作はすべて任せることにしたい・・・・
 さて 女性の多くは機械に弱い・・・という傾向があるのかどうか知らないけども(いや男性でも苦手な人は多いよね) 車の運転を見ると 適性がわかると思う それには 空間把握能力みたいなものが関係しているように思う
ハンドルを握った瞬間から 自分の肉体感覚よりも 車のそのラインの外側に意識が向く という人は運転がうまい つまり 自分の後方何メートルの場所に 後ろのタイヤがある ということを身体で感じることができるということだ
そうした感覚を持っている人ならば 機械というものの気持ちがわかる とまでは言わないけども なんとなく どこをどうすれば それがどう動くかがわかる というものだ うちの研修生Aさんには そうした感覚がある なので 農業には向いていると思うわけです・・・・(ま その昔僕の研修生時代の同僚の女子は トラクターでコンクリートブロック引きずったまま走って壊しかけた人もいるぐらいですからね・・・適性ない人はいます)

 とれーさびりてぃ? とかいうの? 顔の見える関係性 なるものが昨今 この農業会でも言われるようになりました 先日の記事 ぶなやしめじを作っている 大手の農業生産法人がスーパーに商品をおろしているわけですが それを買った 消費者がある疑問を持ったそうな・・・・ある商品は 北海道が生産地で その商品に写っている生産者の顔写真と 別の商品の生産地である 長野県の写真が 同一人物だったそうな・・・そこで え? というふうに思ったということですね・・・ま 農業という世界を多少なりとも知っているならば 誰もそんなことには疑問を持たない 当然ですね 大きな会社で 生産地がいくつかあって 工場があるわけで それがどうした?ということです そして その顔写真の主はといえば その大手の会社の専務さんということが判明したそうで とれーさびりてぃ?ってこういうことなの?という話でした・・・
 ま 実際に生産している人は パートのおばちゃんだったり 若手社員だっったり なので 仕方なく誰の写真載せるべか?と 社長が思案した結果 まあ 製造責任の専務にでもしとけ と言う話になったのでしょうね・・・
販売先の スーパーがうるさく言うから ま 仕方なくそうしたまでのことで たぶん 消費者が思うような意図とはんまったく違う世界がその生産現場ではあるのだと思います・・・・僕は むしろ 大手スーパーに並ぶような商品で どうして 日本の消費者は そうした世界を想像できないのだろうか? とそちらの方が不思議に思います トヨタやホンダの車に製造責任の写真張るとして 誰の写真張るのでしょうね? 広報の若いおねえちゃん? 経理40年の頭のはげたおじさん?

 昔 パーマカルチャーで勉強した ユーロでの記事・・・あるユーロの消費者が あまりにも安い農産物を見つけて
店舗の人に (なぜこんなにも安いのか? これは不当に生産者から搾取しているのではないか? 仕入れ値はいくらなのか?) と 店舗の責任者に迫る というものが載っていました そして 返答次第では 今後 自分もその店では購入しないし 場合によっては 不買運動も起こす用意もある・・・・これが 一般消費者のおばちゃんが話していたものです・・・本当なのかどうかはともかくも そうした 意識が消費者にあるのだという事実に僕は 驚愕した覚えがあります 10年以上 ネットというもので 直販してきましたが 日本のほとんどの消費者は 顔の見える関係性などは 求めておりません そして 少し想像すればわかりそうなことでも 理解しないことも多いです・・・
 ま 不特定多数の人に受け入れてもらおうとする その姿勢を 僕は取っていないので こうした問題を論じるに 自分は値しない その資格がないのだと思っていますので・・・まあ 貧乏百姓のざれごとでした・・・・(外歩いているときにはすぐ土下座するので 斬らないでね) 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA