百姓の詩

雨をぬってのじゃがいも堀り 汗をかいて大地と繋がる そして我が農園に投資を!

6月26トラクター2台
今日の写真 はてさて すでに季節は6月の終わり ってことで もう1秒でも早く じゃがいもをほりあげねばならない しかして まだまだ終わらない 今日は朝から 研修生Aさんと二人でじゃがいもに全力投球する 
いつも言うことだけども 関東の場合 じゃが掘りはどうしてもこの梅雨に重なる 湿気がだめなじゃがいもを よりによって この梅雨に掘る ということは いったいどういうことだ? と毎度思う 
 作業性も著しく悪い 晴天が今日一日見込まれる という状況ならば 朝から準備して じゃがいもを掘って しばらく畑にそのまま置いて日光浴させて乾かすことができるわけだけども 今日のような いつ雨が降ってくるか知れない天気だと 3~4本ずつしか掘れない そして 掘ったらすぐに 収穫コンテナに入れて いつでも雨が降ってきてもいいように準備せねばならない 効率悪いことはなはだしい・・・
 研修生Aさんは 人生始めての じゃがいも堀り・・・(トラウマになりそうです・・・) とのコメント はい 有機農業は甘くないのです 僕なんてこの15年で トラウマありすぎて 何がトラウマかわからんぐらいでっせ・・・

 2週続けてのイベントが終わった ようやく身体が畑モードに慣れてきた 今日は 研修生Aさんには 簡単なトラクター操作をまかせて 僕は 一人で地味できつい作業をこなす はーはーぜーぜー言いながら 地味な仕事をしながら 自分に問いかける (おい!お前人前で話せるからって自分が偉くなったとでも思うんか?あ?)(百姓風情のくせに べらべら話してその間 畑はほったらかしか?あ?) 作業に没頭すればするほど 心の中から 言葉がせり出す 汗をだくだくかいて 農作業に集中していると 自分が何者なのか おのずとわかる そして 気持ちがどんどん 落ち着いてきて どんどん 身体の下のほうに落ちていき ついには 底にたどり着く・・・そこは 大地だ 大地と繋がる と言葉で言うのは簡単だけども 真にその意味がわかるのは ハードな労働を通してしかつながれない キャンプや 日帰り登山では 大地とは繋がれないのだ 
 働く=汗をかく ということがすでに成り立たない現代では そこから いろんな病が生じることになった 毎日 畑で汗をかいて 暗くなったら家に帰り寝る たぶん それを繰り返すだけで 元気になる現代人はいっぱいいるような気がする 仕事で占いをしていても 明らかに 汗をかく量が足りてないな と思う人が多い 

 みなさん 働きましょう!クリック1発で大金転がることばかりしていては 身体も心もさ迷い始めます・・・(なんてね ま 単なる貧乏百姓のひがみです 大金せしめたら 我が農園に投資してくださいませ!・・・・もちろん返すあてなんてない・・)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA