田舎暮らし

里芋畑に落日 雨降らず・・・飲食店と農業の勝ち

7月30落日
今日の写真 もうすぐ日が落ちる 里芋の畝間除草で一息ついたときに見上げる 見た目は幻想的なのかもしれないけども 実際には これ 機械を操作しながら 体中にたかってくるやぶ蚊との戦いです(しまいには発狂しそうになるので途中で終了となる・・・)

 雨が降らない 例年そうなのだけども 梅雨明け宣言してから 突然に雨が降らなくなる そして この時期は人参の種まきと重なる だいたい 最初の1発・2発目ぐらいまでは 梅雨の湿り気があってなんとかなるけども もう ここ数日は どうしようもなく畑はからから・・・・トラクターで耕しても 水分ないので有機物は分解しないのでたいした意味はない こんなとき 山間部はうらやましい 夕方に雨が降ることが多いからだ そして 埼玉や栃木 群馬なども 都内で発生したゲリラ豪雨などが 北に登っていき雨を降らせることからもうらやましい ここ成田は 夕立がない 雨が降らねば 自分で水をくれてやるしか方法がないのですね ってことで 研修生Aさんに命じて 連日の潅水作業となるわけです・・・・

 20代のころ 飲食店で働いていた お店 というものの 最終的な 勝ち とはなんだろう? ずっと思っていたことだ 当然 店舗を仕切っている側からすると 売り上げ ということになるとは思うけども それはそれで大事なのは当然だけども 毎日 シャッターを上げて 仕込みに取り掛かり 開店時間を待ち 今日はどんな流れになるのだろう?と 先を読みつつ スタッフやお客さんの顔を見ながら その日を楽しみながら乗り越えていく そこには 数字とは違うものが存在する・・・・飲食店の勝ち とは 最後まで生き残ること というのが 僕の今の段階の答えだ
そう 何年 何十年 とやりながら ずっと変わらぬものを出し続けて でも 変化しながら 生き残っていくこと いろんな困難な状況を抱えながらでも 学生時代に来ていたその人が たまたま 出張かなんかで 訪れたときに 変わらずそこにあること・・・それが 勝ち ではないのか? と思います・・・
 そして その勝ち は 農業も同じ だ 農業という第一次産業がこれほどまでに 軽んじられている時代もないだろう今 儲かりもせず 注目もされず 足蹴にされることはあっても 尊敬されることなど 今の日本の田舎にはない (尊敬されることはたまに都市に行ったときぐらいです・・・)
ただただ 生き残ること・・・ただただ 畑をやり続けること 死の間際までそれができたらば 勝ち だと思います
飲食店も 農業も その意味では ディフェンス(守備)だということです そう ひたすら 待ちながら ひたすら 
迫り来る 多彩なこの世のドリブルに揺さぶられながらも 決して ゴールは割らせない・・・そこには 多少の戦略、も必要でしょうが 大半は 根性! と 気合! そして 知力よりも 体力!(いやだから いまどき甲子園か!
高校野球も球数制限しようかというに こっちは24時間かってことです・・・・)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA