『旬の有機野菜セット』

今年最後のきゅうり 有機農家個人宅配における葉物の位置づけ

9月8歳後のきゅうり
今日の写真 今年最後のきゅうりを植えつけました(今年は7本 計700本あまりでした) これにて 2014年夏の作付けはすべて終了 すでに 季節は秋・冬の作付けも佳境に入っていますが これで 今年の夏は終わりました・・・・今日も朝から気温が上がらず このまま 秋モードに入るかと言う感じですが 残暑はまだ あるでしょうか・・

 僕はほぼ個人専用宅配です 旬の有機野菜セット~バイオダイナミック農法編と称して そのときどきの畑にあるお野菜を 10品目程度箱詰めして それを定期便のお客様にお届けしております もう 10年来 この形を貫いております 10年やっておりますと だんだんと その形は固まってくるものです ポイントは バランスにあります つまり 根菜(じゃがいもなど) 巻物(キャベツや白菜など) そして 葉物類(小松菜など) といった 野菜をバランス良く箱詰めしないと 今のお客様は困ってしまうわけですね 芋ばかりだと 生産者は楽ですが カレーばかりとなって困りますし 葉物ばかりだとこれまた 困るわけですね (じゃがいもが小さいから とか 葉物ばかり だとかの理由でかつてはお辞めになる方も多くいます・・)
 そして ちょうど この9月の時期 もう なんでも種を播く時期なんですね 大根に始まり キャベツ類なども植えまくりで ひたすら作付けに追われます そして その中では 葉物 というものは 僕のような個人宅配の有機農家にとっては ちょっと難儀なのですね 葉物はもう どちらかといえば 播き捨てる という感覚に近くて 種が出ようが何しようが どんどこ 播いていきます 小松菜 水菜 ほうれんそう 春菊 みぶ菜 ビタミン菜 かつお菜 などなど ちょっと挙げただけで きりがありません これに ラデッシュやルッコラやマスタードなどが入ってきて 僕のところは 基本 葉物は2品目以上入れることにしていますが そのバランスも大事になります 小松菜+ルッコラはOKですが 小松菜とビタミン菜は使い方ほぼ同じなのでばつ・・・といったように 毎回 毎度 違うものをできるだけ入れないと 消費者はすぐに飽きてしまいます その 意味でこれだけ葉物を播きまくっていると 我が農園にとっては よくあることですが 葉物の播いた畑を畑ごと忘れてしまう そして 気づいてその畑に行ってみると すでに 適期は過ぎていて出荷不可 というのは よくあることなのですね・・・はは
 てことで これからは 秋・冬 葉物もどんどこ出来てきますので どうぞ よろしくお願いいたします!

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