百姓の詩

秋のかとりせんこう 今はぼろぼろ・・・・冬は果たして来るのか

9月11かとりせんこう
今日の写真 さて 秋口のこの時期 雨がちな天気の時には 何がって 畑にはわんさか 蚊 がいるわけです 世間ではデングなんとかが流行っておるわけですが だからといって 我々 百姓には 防ぐ手立てなどありません ま 研修生Aさんと このかとりせんこうを腰にぶら下げて仕事しているわけですが ま あまり効果はありませんわな・・・(40度の高熱とありますが有機農業の場合高熱とは軽く50度以上なので髪の毛抜けても問題ありません・・・坊主だし)

 例の古民家移転問題 あれから 何の進展状況もない 今は作付けでそれどころではないので とにかく 畑仕事にまい進するしかない しかして あと 4ヶ月で出ねばならんとは・・・・今の時点で 頭がくらくらする(しかもどこへ?) 左腕が痛くて動かせない だいたいにおいて どっか腰やらひざなどでも 痛くても ほっておけば そのうち 麻痺したり 適当にごまかしてなんとかこの10年やっておるわけだけども まったく 痛みが引かない・・・・まだ 畑には 山ほど 冬瓜が残っていて 先週軽トラ1杯分を運んだ時点で あまりの痛みにうずくまる いったいどうしたものか・・・
 今現時点で プライベートでもひとつ案件を抱えていて 我が農園の今の状況はぼろぼろである 正直 かなり参っている じゃ 大丈夫なときはいつあるのか?と 問われれば たしかに 我が農園は この成田に来て 7年 OK baby- 楽しくてやってられないぜー と思ったことは ただの一度もない 常に何かを抱えて その都度 ひとつひとつ 薄氷を踏む思いで 乗り越えてきた 農園移転もそう 3・11もそうだ 
 
(新規就農して農業止めようと思ったことはないですか?) 取材などで よく聞かれたことだ (は? その質問は 過去のことに限定しています? 今も 明日も 明後日もそう思わないときはないと思いますよ) と答える 
残念ながらというべきか 僕にはすでに 農園に関しては自分から 降りる という選択肢はありません お野菜を待ってくれている お客さんがいる限り 農園は続けますし続けねばなりません 3・11のときに その選択肢をあづけてしまいました やれ! とう状況が続く限り なんであろうが やるということのようなんですね・・・・・
 365日 24時間 臨戦態勢で畑をやる ということは いったいどういうことなのだろう? とこのところ 思います
それに関する 偽りのない言葉は その都度変わりますが 今は (試練 )でしょうか・・・そして この試練を乗り越えて 冬を迎えることができるでしょうか・・・今ははなはだ 自信がありませんが また 寒い冬はやってくるんでしょうね・・・・合掌 

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