百姓の詩

人参を食べる虫 残り2ヶ月・・・・都会での距離感

10月27人参虫
今日の写真 人参に虫が・・・ま この10月はこれから寒くなる最後の時期で虫たちも冬が来る前の最後の活動に命をかけるわけですが あ そろそろ・・出てくるかな?と 思ったのが1週間前 そう 人参は毎年この時期に出てくるわけだけども なんせ かなり広い範囲で人参作っているので その一瞬の判断の遅れが命取りになった・・・
 今日 詳しく見てみると かなり広範にやられている 壊滅しているところもある 人参の葉がやられたらもう人参葉はアウト!これから冬に向けて太らねばならないのだけども うう・・土曜日 日曜日と2日 都内で遊んでいたらこうなるわけですな・・・
 そして 残り二つ・・・・野菜のキャンセルがあってさらに ヤマトが例によってちょんぼをする ふー 昨夜都内からふらふらになって帰ってくると お客様から野菜が届いていないとのメール 今朝一番から対応に追われる・・・
2日畑を離れただけで この事態・・・農業というのは 基本 何もしなければ 右肩下がり 常に ゼロからマイナスになっていく 今日は この3点で 合計マイナス8点ぐらいか・・・そして 頑張ってまたゼロに戻す ゼロに戻してまた マイナスになる そしてたまに プラス0・1ぐらいが加算されていき 年単位で始めてどうにかプラスになる という仕事だ この仕事に一発逆転はない・・・・半紙一枚を重ねていくだけだ

 今年初めてか 土曜日に都内で宿泊して日曜日遅くまで都内にいた 僕が都内に出るときは まず電車内で人間観察をする 一日に誰も会わないか 会っても1~2人ぐらいという仕事をしていると 電車に乗って都内に近づくに連れていろんな人が乗ってきて目もぐるぐるする 生まれて始めて 指先まで刺青を入れているサングラスの怖い人を見た 上映会&トークイベントだったけど 今回は不発・・・農業に興味ある人はほとんどいなかったのでまあ 特に何もなし・・・新たな野菜の注文も皆無 その分 いろんな人がいて 情報処理が追いつかない うーむ・・・正直 人が多すぎて 名刺交換すらも苦痛な自分がいるので なかなか うまく動けない自分がいるわけですな・・・
 土曜日は夜遅くまで話し込んで 日曜は急遽 FMラジオの収録ということでインタビュを行う(詳細決まったらこのブログにも書きますね) 百姓にとっての当たり前の日常は 都会では非日常のあちら側の世界の話となるようで 僕は現実の日常を話しているだけなのだけどもそれでねたになるようですな・・・でまあ 都会での人との距離感というものがあるとして(失礼にならないように振舞うだけで神経削る) それになれるのに 半日ぐらいかかるので 宿泊しての2日はもう限界でした・・・来年以降のカフェのオープンへ向けて 徐々にやっていくしかない まずは この冬の我が農園に襲い掛かっている難題を乗り越えるべく全力を尽くす 今年は残り2ヶ月 あと2ヶ月で古民家を出ねばならない ふー・・・いったいどこへ?

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