カフェオープンへ向けて

店舗物件打ち合わせ 小説(限界集落株式会社)~農業界に巣食うたかり屋

2月23物件
今日の写真 さて これは店舗物件 1階になります 電車に乗って約1時間 不動産屋と打ち合わせ・・・詳細を詰める いくつか心配なことがあったのだけども 上がアパート賃貸なので 店の前に 駐車場が2台分あって そこに車を止められると 具合が悪いな 通りから店が見えなくなるな と思っていたのだけども この手前のスペースはすべて 使ってもいいようだ ほっとする てことで この手前のスペースが 野菜売り場になります 
 問題は 水回り関係 かなり年数が経っているので それの修復に金がかかりそうだ 家賃は多少下げてもらったけども 以前の店子が なんと!家賃滞納して夜逃げしてしまったらしく 保証金が高い・・・(なんてことしてくれたんだ!) ま 仕方ありませんな・・・・てことで 内装外装ともに おしゃれに改装すべく業者に発注しますので 楽しみだ 時間的には余裕があるので それまでに がっつり準備をして 夏前のオープンを目指します

 今日も雨 2月も終わろうかという最終週に入っているのだけども じゃがいもが半分しか終わってない うーむ・・・まずい こう湿りがちの天気だとどうにもね・・・3月頭にはすべて植えるので もう見切り発車でうやるしかない 困ったもんだ 今年の春は さらに 農地が増える予定なので 畑仕事がどうにも回らない うーむ うーむ 店はなんとかなる しかして 問題は畑だ 畑は人を増やしたところで 使えるのは自分しかいないという現実
うーむ・・・・課題だ

限界集落株式会社 という小説を買って 電車の中で読む(店ができたらば 週末通うわけだけどもその行き返りに本が読めるのが至福) 知らないのだけども 反町隆志主演でテレビでやっているらしい ま 内容は読むまでもなく 限界集落の村に 都会で金融部門で働いていたエリートがやってきて 農業法人を立ち上げて・・・というストーリー まだ 半分ぐらいまでしか読んでないのだけども 小説だからね まあ 現実とは違っていて当然だけども 今の日本の限界集落で 個人でレベルで何かどうなるなんてありえない 残念だけども すでに手遅れです
 そして 今の日本の農業の最先端は もうちょっと 前に進んでおります 僕にしても うーむ もうそんな段階ではないんだけどな と思いながら読んでいました・・・
 元エリートの彼は ゆるきゃらを作って それを過疎の村で生産する農産物にキャッチコピーをつけて売り込もうとしている まあ よくあることなのだけども・・・6次産業化とか言えば聞こえはいいですが 用は 中身とは何の関係もない 体のいいパッケージだけ挿げ替えて どこかに売り込もうとするわけですが 僕は 絶対にこんなやり方はいやです 反吐が出る といったら言い過ぎか・・・農業関連には 業者 と呼ばれる連中がいまして 僕は密かに (たかり屋) と呼んでおります SEO対策がどうとかやたら連絡してくるIT系たかり屋 今度野菜ジュースの専門のスタンドのチェーン展開を立ち上げるにあたりつきましては御社の規格外の有機野菜を・・・と連絡してくるスタバ系たかり屋 築地の卸問屋で是非そちらの農園のお野菜を取り扱いたく・・・と連絡してくる 一見農家の味方のようなふりをしてくる おろしたかり屋・・・などなど これらはすべて 農家という存在を 下に見ていて つきあったら最後 何から何まで身ぐるみ剥がされるまで 骨をしゃぶられます(某JAのほうが仕事ゆるい分だけましか) 結局のところ 人のふんどしで商売しようとするわけですな・・・・

 自分で始めたことは 最後まで自分で幕を引く・・・自立の基本ではないでしょうか どんなに苦しくとも 自分の足で動いて 自分の頭で考えて結論を出して行く そうやって 今回 僕は直営店を出す事にしました 百姓ズ Cafe 20年続けたいと思います 自立してこその 農家の特権 他人にあれやこれや言われるようになったらばおしまい 僕はそう思ってやっております はい(百姓やってる奴はみんなそう思うだろ?)  

 

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