野菜あれこれ

白菜とう立ち菜無残・・・新人有機農家 ぶざまに生きる

3月18捨てられた白菜とう立ち菜
さて 今日の写真 昨日は出荷の始まった 白菜とう立ち菜をアップした 今日は その白菜のとう立ち菜の残骸の写真 うーん・・・これには参った 次第は以下の通り 研修生二人に 指示を出して 僕は午前一人で別の仕事 種の買い付けと資材を購入して 畑に戻ると これから1ヶ月の間 野菜セットの主力となるであろう 白菜のとう立ち菜が このような姿に・・・もちろん 研修生二人が せっせとすべてこの白菜のとう立ち菜を 抜いて まとめてすべて 捨てたわけです もちろん そんな指示は出しておりません 僕は 上の被膜資材をすべて片付けろ と言ったわけですが それが 白菜を片付けろ と聞こえたようですな・・・おもわず かっとなって 怒鳴り散らす 時間にして 約3分は怒りが収まらない・・・しかして まあ 所詮は素人 これも計算の上に指示を出すか やはり どれだけ簡単な仕事もまだ 見える範囲内でないと対処できないのでしょうな・・・反省・・(しかしてこれは痛い・・・痛すぎる・・・出荷どうすんだ?)

 今日は午後3時から 来客 さつまいもの種芋を購入した 隣町のまだ新規就農したばかりの新人有機農家さんがやってくるので ついでに 是非畑を見せて欲しい そして 春作が失敗続きなので是非 ご教授願いたいとのことで まあ 時間を作って 畑の案内をする 一般的な有機農家というのが どれぐらいの規模なのかは 今の時代わからないのだけど 1~2ヘクタールぐらいが平均だろうか・・・・ 僕は すでに 5ヘクタールを超えているので まあ 広いほうだとは思う ただ 何か特別なことをやっているわけではなくて すべて 野菜セット専用の畑ということなので そのあたりが ほかとは違うのかもしれない・・・
 販売と畑の作付けとは 同義である どのような形で どういうところに売るかで 作付けはすべて変わる 直売所なのか 業者取引なのか 僕のような消費者との直接取引なのか・・・すべてに対応する畑なんてものは 存在しない 今日お越しになった 新人君は がたいも良いし 体力は有り余っている 手先の器用さはないこともあり (芋作れ!) と伝える さつまいもや里芋 じゃがいもを 数ヘクタール作れば楽勝だぜ とまあ 気楽にアドバイスさせてもらった まあ 売るのは大変だろうけどね・・・
 今の時代 とある農家が羽振りいいからといって 真似するのは 愚の骨頂 自分にしかできない領域で 自分にしかできない作付けや販売方法を取る事 それが 最終的には 一番の近道だ ライバルとしのぎを削るのもいいけども ライバルが見向きもしない荒野を一人歩いた方が早い 所詮 百姓の歩く道は たった一人に過ぎないのだ

 僕は今年 大台の50を回る その昔 若いころに出会った 50を超えた大人たちはみなそれぞれ尊敬できるところもあれば まったくそうでない人もいたし 中には転落していった人も少なからぬ見てきた
僕はアウトサイダー まっすぐの道の真ん中を歩いた事もなければ 人生の半分以上を 日の当らないところを歩いてきたと思う その人のいる世界が たとえ 社会の底辺だとしても 自分なりのルールを貫いて 懸命にひたすらに生きている人が僕は好きだ すぽっとライトを浴びていても 心の中がからっぽでうつろな人も多くいる ただ 自分の与えられた環境にあぐらをかいていれば いつの日かそこからは 転落することもあるかもしれない その境や 分岐点にあるものは 結局は 本人の こころざし しかないように思う そこには 金や地位や名誉などではなくて その人のあり方 そのものなんだと思う 50を回っても 60を回っても 70を回っても ひたすらに必死になって 有る意味 ぶざまに生きていたいと思います・・・・・(てかそうなるに決まっているさ) 

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