さて　今週から４月に入る　新学期の始まるこの週　例の直営カフェは　スケジュールから算段して　７月１のオープンと仮設定　これから　３ヶ月かけて準備に入ります　店舗のオープンというものを　20代のころには　3店舗経験した　当然　うまくいくこともあればうまくいかないことのほうがほとんどで　実際に使ってみて始めてわかることが大半だ　なのでまあ　がっつりと準備しても　使って3日で役に立たない　ということもざら　その意味で　営業してからいろいろと年月をかけて　お客さんと共に変化していくものがお店　というものだ　愛される店　言うが易し　行うは難し・・・
　そんな折　畑では・・・研修生が一人脱落　はは　まあよくあることだけども・・・農業というもの　特に有機農業というものは　人としての成長と畑の成長　そして数字　これすべて同義であります　つまり　悪人では無理なのですね　そして　小賢しい戦略でも無理です　会社と人と魂の成長　これは分けて考えることも可能なのかもしれませんが　こと　有機農業の世界では多分無理なのではと思います　自分の持てるすべてを投げ打ってもやっていけるかどうかわからない世界なのですね　それゆえに　農業技術などよりも　畑に向う姿勢や　ベースにある　人間性がより重要になります　昨日の昼食時に　こんこんと小1時間説教をする　僕が今の時点で伝えられるありったけの思いを伝える　（お前はだめ人間だ）と　はっきりと伝える　たぶん　30年生きてきて一度も言われた事のないことを言われたと思う　しかして　心には響かなかったようだ　魂の響きない者とは一緒に仕事はできません　
　もう一人の研修生は僕の言葉で泣いていた　はい　それが答えなのですね　生態系は一期一会　瞬時も同じ瞬間はありません　ならば　その法則で生きている我々もまた生命体として　同じ状況同じことは有り得ません　今日必至　明日の朝起きて　また必至・・・僕も日々死んで　また　明日の朝生き返って　畑仕事を初めての心境で望むのです　当然ですが　毎日　出会いと別れがやってきて　それは永遠に続いていきます・・・てことで　またまた　研修生を急募いたします！（できれば女性　若い男のへたれにはうんざりだ）

　今日の写真　東電が電柱を抱えてやってくる　さて　保冷庫を設置すべく昨年から申請していた　電源の確保でもって　東電が電柱立てにやってくる　しかして　ここで大問題が発生・・・・うう　僕がお願いしていた場所と違う場所に設計ができているようで　道のどまん中に電信柱が立つ設計になっている　うう・・・話が全然違う　電柱立てにやってきたのは　下請け・・・どこに連絡したらこの件がまとまるのが皆目わからない　お願いしていた電気工事屋さんに連絡して　東電の設計担当に直接　畑に来てもらって　最初からやり直しをお願いする　来てもらった下請けの工事屋さんには悪いけども　お引取り願う・・・・うーむ　これでさらに1ヶ月程度遅れる・・・これがプロの仕事なのか・・・結局　僕が申請を出しても　これに関わる　誰も最終的に　こちらの立場を考えて仕事をする人がいない　すべて　分業　なので誰も責任を取らない　東電よ　一体この俺のさらに足を引っ張るというのか・・・・
　翻って　某機械メーカークボタ　モアのエンジン引っ張る紐が切れて　いつもなら多少時間をかければ　直せるのだけども　どうにも　治らない　3時間格闘してやってもだめで　もう農繁期でいちいちやってられないので　クボタに持ち込む　ああこれね　といって　5分！　完璧に治す　やり方は見ていたけども特にどうということはない　これが　プロなんですな　御代は？と聞くと　別にいいですよ　と最後までかっこいい　なんとか　千円だけでもお茶代として握らしてもらった　はりぼてのプロと本物のプロ　いやあ　今日は一日で勉強になりました・・・・