カフェオープンへ向けて

本日よりプレオープン お・も・て・な・し 畑をやって畑から外に出る

6月21プレオープン
今日の写真 さて 本日よりプレオープンということで 身内の方に実際にお店に来ていただきまして ランチを食べていただきまして 感想や変更点などをお聞きいたしました なかなか 大変でして 課題は山積み・・・時間も予算もできることは限界があるわけで その中で ベストの答えを出してやっていくしかありません こうして 実際にメニューを作って出してみると それはそれは至らないところばかりが目につきます 値段に見合っているのか 量は多いのか少ないのか 心配は数え上げたらきりがありません まあ やっていく中で修正して そして 方向性はお客さんが示してくれるだろうと思いますが・・・

 いやしかして・・・今日は何十年ぶりかで・・・・皿を洗ったり お客様をもてなしたりしましたが・・・・いやあ もう
僕は悲しいかな・・・田舎の百姓になっているんですな ありていに言えば 田舎のお山の大将に成り下がっているんですな まったくもって滑稽な話です 10年以上も一人で畑をやってそれで飯を食べていると まあ 井の中の蛙なんてもんじゃないぐらい 自分が王様になっているんですね それが身にしみてわかりました 自分の畑の中にずっといて それで 飯が食べていければ それでいい それが農業なんですね しかしてそれは ずっと自分の城に篭城しているようなんものでして・・・有機農業で飯を食べていく事なんて不可能だ それが研修時代に散々言われた事でした しかして いや俺はやるよ! そう思ってなんとかやってきたわけですが しかして たかが小さな小さな成功体験でしかないものに しがみついているんですな 全く 滑稽です 全くの小物でしかありません
 こうして お店に立って お客様をおもてなしする ということをやると 本当に見えてきます 今の農業がいかに 消費者目線などというものを持ち合わせていないのかを・・・10年以上 消費者と直接販売してきた僕ですらそうなのですから・・・サービス業の奥深さ そして 飲食業の大変さ・・・20代のときに 深夜へろへろになって働いていたときのことを思い出しました・・・・

 ホリエモンが若い学生に向っていった言葉(レールなんてない 今までもそして社会に出てからも) そうなんですね それが 真実なんですな しかして エリートと呼ばれる頭のいい人ほど その 自らの歩いてきた道の上を 今後も歩こうとするんですな だからこそ エリートなんですな しかして それは 世の中や社会がある程度 規範やルールが一定の時代でしか通用しませんわな 有機農業というものはつい最近までは 商売にはなりませんでした しかして ようやく 産業の一歩手前まで来た様に思います しかして たぶん このままだとだめになるでしょう すでに 有機農業の中には自らを新しく改革していく力はないように思います(僕の中ではもう古き良きロマンあふれる有機農業は終わりました) だからこそ 畑から出て行くことが求められます 畑を今後もがんがん広げて がんがん作付けていきます 同時に 畑を離れて がんがん外の世界に出て行かねばなりません 畑にまみれ 土にまみれて そして 背広を着て都市に行く そこに齟齬がない人でなければ それができる人でなければ 生き残ることはできないでしょう・・・・おそらく

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA