野菜あれこれ

縄文式里芋貯蔵穴・・・顧客の減少に思う

11月1里芋穴
今日の写真 これは僕が借りているA畑のわきにある 推定5千年前の縄文式住居跡の遺跡です 文科省に申請しているのですが 時間がかかっているようで何らの規制もなく 普通に 里芋の貯蔵穴として使用しております 毎年 里芋貯蔵の時期になり スコップで地面を掘るのですが 人骨などもたまに出てきまして・・・(すいません 真っ赤な嘘です・・・今年畑にやってきた大学生が 中学の頃より僕のこのブログを愛読しているらしくて・・やめとけって 基本くだらないことしか書いてないって な?)

 てことで 昨日今日とひたすら 里芋 を掘りまくって 軽トラに乗せて この貯蔵穴にふせこむ という単純作業を繰り返している 明日は雨なので 今日が天王山だったのだけども 半分しか終わらなかった・・・軽トラ満載10回往復したのだけども 夕方には足がつってきたので 万事休す・・・30代のころならば 一人でも終わったと思うけども いかんせん もう体の動きにきれがありません 百姓にとって 肉体は最後の砦 僕のようなアホな人間には 体しかありません それが今 日一日と衰えていきます 砂を掻いているような焦燥感を感じます・・・・

 季節はすでに11月 年が明けてから本日までで 約1割弱の顧客を失った うーむ・・・野菜セットという販売方法は常に営業 常に何かの手を打つ そして 常に顧客獲得の意識を持っていないと こうした事態になります・・・今年は 春以来 作付けに終われ 6月にカフェをオープンさせたので 正直 顧客獲得など何もできませんで それがこうしてきちんと数字に反映されるわけです 
 (顔の見える関係性) 最近なにやら よく言われる言葉です しかして これは生産者にとっては茨の道 直接相対している分 メリットもあれば 多くのデメリットもあります 基本サービス業なのだということをしっかりと認識しなければ こうして 失っていきます・・・・周囲のさつまいも農家さん すぐ近くの問屋に毎日 軽トラ満載の梱包パッケージングされたさつまいもを出荷しています いいですよね どこの誰が食べるかもわからない きちんとサイズさえ整えて きれいな状態で出荷すれば 何も問題はない クレームなど皆無・・・・正直 うらやましいな と思うことがあります こうして 疲れきって家に帰ってきてメールを開いて キャンセルの連絡を受けることもないでしょう・・・・今晩は一段と冷えそうです 夜中に足がつりそうで怖い・・・・・ズボンを何枚も履いて冷えないようにして寝るんですね・・・

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