野菜あれこれ

紅心大根 売れる野菜と売れない野菜 真実は常に・・・

11月18紅心大根
今日の写真 聖護院大根が終わって この紅心大根の出荷が始まる 外は白で中がこのきれいなピンク色 これから カフェでも出していきます これからが 大根が本番の時期 今年もレパートリー豊富で作っていますので 期待してもらいたい・・・

 さて そのカフェ このところ今ひとつ・・・野菜もあまり売れない 里芋は売れるが キャベツは全然売れない うーむ 野菜によってかなりばらつきがある まあ 市場に野菜が安価で出回る時期なので しょうがないのだけども・・・僕の予想では おそらく オーガニック というキーワードだと 冬がきつい 暖かい食べ物というイメージがないせいか この冬シーズンというものが今後の試金石となるのだと思っている 1月から 夜のメニューを始めるので それもあわせて やはり 一年前後みないとなんとも言えないな というのが正直なところ まだまだ これからたくさん勉強してやっていかねばならない 最初の3年が勝負・・・それは やはり変わらないと思う 

 先日のこと ケイ酸が土中に及ぼす影響・・・なんてなキーワードでネット検索して勉強などをしていると(百姓は夜勉強しないとついていけないのよ) どこかで 見たような名前が・・・・思わずクリックしてみると 懐かしい顔付きで気づく 中学の時の同級生で 今は国立大学の教授になっていて その 研究論文の一部が検索に引っかかったようだ・・・・そうなんだ と思わず 昔を思い出す 彼はいわゆる いじめられっこ 中部地方の山奥の学校なんてもんは 今考えればそうなのだけども まあ 田舎も田舎・・・僕も村から何キロも歩いて通っていたような雰囲気で その彼は 軽い小児麻痺かなんかで 背も僕らに比べて一回り小さく 足も少しひきずっていた となれば 田舎では格好のいじめの対象となるわけです よく休み時間に廊下やなんかで ズボンを脱がされて
女子生徒の前で下半身を見せ付けられていた(今ならばどうなるんでしょうね・・・昔はよくあったけど)
 そのときの 真一文字に口をぎゅっと結んで 真っ赤な顔をしていた彼の顔をよく覚えている 勉強はいつも1番
その後 中部地方では一番偏差値の高い旧帝国大学に現役に行ったところまでは知っている そして 30年・・・
なにやら難しい研究テーマでいくつかの賞等も受賞していたりして その マスコミ記事から伝わる 誇らしげな笑顔を見て ああ良かったな やったな・・・と 僕もうれしかった・・・・
 
 人生というものを長い目で見たときには 幼少・学生時代 そして若い時代 とそれぞれ全然別の意味が見えてくる そのときに大事だと思っていたことなんて 今は思い出すことすら難しいぐらいどうでもいいことで そして 実は 一貫して大事なものというのは別にあるのだ ということがわかってくる(歳を取ればだけど) でも 優秀な彼は たぶん 最初からそれがわかっていたように思う 彼のあの 真一文字に結んだ口を思い出すと 今の僕にはそれがはっきりとわかる 人生において成功する ということは たぶん 深い何かがあって そして それはけっして誰かが教えてくれるようなものではないし むしろ だからこそ 世間で言われているような 嘘八百は
それを隠すめくらましだと思えてならない 本当に大事なことは ひっそりと 隠されているんだ ということ
でも それは誰でもアクセスできる オープンな状態にいつもあって わかる人にはわかる というものなのだ と思う 世間や一般常識 というもののあるその先にそれはいつもあって いつもにやり と笑っているような感じだ
(そうだよ いつもここにあるよ 真実はね・・・) とでも言っているみたいだ・・・・でもまあ 人はいつもいろんなものに囚われてさ迷って網にかかるのさ・・・・悲しいけどね

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