百姓ズCafe

春の種まき お代官様 吉本女史のメッセージ 2月14(日)上映会&トークイベント!

1月14種まき
今日の写真 春の種まきも佳境に入ってきた これから がんがんハウスの中で種まきをして育苗が始まる 今月末には 一発目のじゃがいも植え付けが始まったらば もう 農繁期・・・結局のところ 冬にゆっくりするなんてことは夢のまた夢・・・また あわただしい一年が始まるのです・・・

 昨日もお野菜のキャンセルが入る 正月が明けて連日・・・仕事を終えて 帰ってきてパソコンを開いて メールを開けるのが怖くなる (流れ) というものがあるとするならば 今はあまり良くないわけですな そして こんなときは じたばたしてもしょうがない・・・自分の周囲で起きていること 世の中の流れ そして 自分の人生の流れ そうした 込み合った紐の糸をほぐすようにして じっくりと 状況を読んでいかないといけない時期なんでしょう・・・もう 時代的には これだけネットというものが津々浦々にまで及んでしまえば 定期的に有機野菜を買う ということは 時代遅れなんでしょう・・・欲しいときに欲しいものを欲しいタイミングで欲しいのでしょう 本来ならば 農業というか 畑というものは そうしたものとは正反対なものだけども そんな甘い考えを 今の消費者が受け入れるわけはない ついていけないものは淘汰される マーケットは現代の神 ということでしょうかな・・・(許してくださええ・・・お代官様・・・)

 もうひとつ・・・昨年読んだ 吉本ばなな女史の新著に書いてあったことが頭から離れない・・・(ある程度仕事で成功して それをやり続けていると どこかの段階でその仕事とは直接関係のないようなことをやっていかないと 本業がいずれ先細りになっていく・・・) 正確にはこうした言い回しではないかもだけども 意味はだいたいあっていると思う・・・これ いやはや ある程度 仕事に対して真面目に取り組んでいる人には さらなる高みを求める言葉だと思う そして かなり難しいことです・・・
僕にとっては 毎日 畑で自分のやりたいようにやっていくことは まあ そんなに難しいことではありません もちろん 畑は常に大変で真剣勝負ではありますが 10数年何とか結果を残してきました そして それにしがみついていれば 僕は安泰でもあるのですね しかして 慣れ親しんだ自分の畑だけやっていても ついには 先細り・・・そのことを 吉本女史は 言わんとしているのかもしれません・・・これは まったくもって 難しいことを言っているわけですな・・・どこぞの世界に百姓に対して 畑だけやっていればいいなんて思うなよ! と言うのと同じでもって じゃあ どうすればいいの?ってことなわけですな・・・いやはや・・
 畑を今以上にやり続けながら しかして それに捕らわれない・・・そして 何か他の視点を持ってくる必要がある・・・とまあ こうなるわけです 飲食店を出したことは 百姓にとっては意義のあることなのは確かでしょうが 畑の視点を180度変えるようなことではありません・・・てことで うーむ・・・今の流れを変える何かとはいったい何なのでしょうな・・・と考えているところなのですよ・・・

 さて 百姓ズカフェですが 夜のメニューが始まりました! (百姓御膳)と銘打って てんぷらを中心にちょっと豪華なお重になっております どうぞ お越しくださいませ!そして 2月14(日)上映会&トークイベントを行います ランチドリンク付いて 2500円です どうぞ こちらもお待ちしております!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA