天候

かんの戻り 最後の白菜とかたつむり君 幼稚園児の瞳が訴える

4月11かたつむり
昨日 今日と寒い 寒(かん)の戻りだ 4月第1週 2週というこの2週間は毎年気を使う もう4月に入ったと思って安心していると このかんの強さにやられる ハウスの中は 夏野菜の苗がパンパン ハウスの裾も場合によっては開放していることも多く 夜もそのままにしていると 苗がやられる可能性がある  明日の朝の気温は 成田で4度の予報 うーむ もしかして霜が下りたらやばいかも・・・その昔 研修時代 入ってまだ1ヶ月の4月の頭に 夏野菜のトマトの苗が一晩ですべて全滅してしまったことがあってそのときの代表の人の頭を抱えていた様子を今でも覚えている てことで 気を抜けないのですね・・・・

 今日の写真 最後の白菜を植えました そして苗にかたつむり君がくっついていたので彼もそのまま白菜と一緒に畑デビューさせてあげました 最後の白菜だから 6月ごろの暑さに負けずに育つようにお前も頼む! と祈りを込める・・・季節は 春からまだ見ぬ夏へと移ろう時期に入ります この4月半ばから5月半ばまでが 一年で一番忙しい時期で そして 気温もちょうど良い時期です 汗にまみれて働く というよりも 多少 さわやかさがキープできる時期なのですね そしてこの時期にほぼすべての夏野菜を植え終わらないと 最盛期の8月・9月というあの暑い夏は 乗り越えられない それが 百姓の運命なのです だから これからの1ヶ月は目が血走りまくるわけです・・

 昨夜は暗くなってカフェに行き いくつか打ち合わせ 6月に一周年記念で (お野菜の試食会)なるイベントをやろうかと思っています いろんな野菜を作って カフェにも出しているのですが やはり 食べ方がわからない ということをよく言われます なので 実際に厨房でその場で目の前で作りながら 僕もお野菜の説明などをしつつ楽しくイベントをやってみようかと思っています・・・・詳細は 近日中に発表いたします よろしければどうぞ お越しくださいませ・・・・

 4月・・・といえば 入学式など新たな生活が始まることも多いかと思う カフェのある京成の最寄り駅のホームで電車を待っていると 10人前後の幼稚園の園児たちが 柵にかじりついて通り過ぎる電車をそれこそ飲み込むように見つめている 僕には子供はいません イメージしたことも正直ありませんでした でも 50歳を過ぎて思うことは 残りの人生で何ができて 何が残せるだろうか と 真剣に それこそ 思いつめたように思うようになりました 明日は今日よりもいい日になるだろうか? と 問われて (はい!よくなります!てか 俺が私が良くしていきます!) と 胸を張って宣言できる大人はどれぐらいこの国にいるだろうか? 柵にしがみついて 時折 5メートルぐらい先で立っているこの僕を 穴を見つめるように見る子供たち 何のしがらみもない子供の瞳にまっすぐ見られて 背筋を伸ばして力強くうなづけるだろうか・・・
 まだはげあがってない幼稚園の頃の僕の瞳は 彼らと同じだったと思うけども 今濁った目をしたしょうもない大人に成り果ててしまったろうかね・・・・どうかね・・・・
 その駅のある 市川市 新しくできる幼稚園が 地元住民の反対運動で計画を撤退することになったとさっきヤフーニュースでやっていた 詳細は知らないけども 生まれてくる新たな世代に 夢を繋ぐ事ができない社会があったとすれば どんな思想や主義であろうと間違っているのは明白だ 大人は何のために日々あくせく働いて社会を維持しているのでしょうかね・・・僕は 畑で そして カフェで何ができるでしょうかね・・・考えますよそりゃ空っぽの頭でね・・

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