百姓ズCafe

援農ボランティア~畑を手伝うその動機 10年20年持つ店とは

5月26援農ボランティア
今日の写真 さて今日は久々に3名という大人数の援農ボランティアの方がお越しになる・・・(夕方かなりがっつり仕事をしていただいた後だったので疲れきった顔だと農園のイメージが良くないということで無理くりの笑顔で!と圧力をかけたかどうかはわからないけども・・・でもいい笑顔だよね たくさん働いていただきましてありがとうございました!) ここのところ 少しずつまた畑を手伝いたいという人が増えてきた 20年畑をやっていると いろんな流れがあるわけで 数年間はまったくの一人 まるで孤高の荒野を行くがごとく・・・というときもあれば こうして 一人二人と来る流れになることもある もちろん その時々で 農園主である僕のバイオリズムやモチベーションなどいろんな要素が絡んできて 予想しない流れになることもある・・・・

 畑を手伝いたい・・・という動機はほとんどの場合 将来農業をやってみたい という方では実はない むしろ 職を辞めたり ちょっとしたモラトリアムのときに畑にやってくる人のほうが多い そして 何かのきっかけで 僕のブログや動画を見て 僕に興味を持つ人も多い(どれぐらい頭がいかれているのか見てみたいとかね) 本音を言えば もちろん 将来のスタッフや 本気で有機農業をやってみたい という人にきっちり教えていきたいというのはあるけども それはもう 縁でしかないので なんともいえない むしろ 短期間であっても 何かを学びに 畑というものを体験して そこから何か違う方向を人生の中で見出したい という人が多い なんでしょう 言うなれば 畑というある種 日常にはない空間(僕には毎日のことだけども) 都市にはない自然のある場所で 新鮮な何かを感じられる ということかもしれない・・・・まあ そういうふうに 畑を体験したい という都市に住む人は多いのでしょうね・・・・まあ 受け入れる側の心持ちが 大事になるのだけどね・・・
 ただ やはり 長年ほとんど一人でやってきた僕だけども 少しずつ変わりつつあります 畑というものに新鮮さを感じる彼らを見て 僕もいろいろなものを受け取ります 自分の仕事の価値 というものを感じることができるような気もします・・・

 先週末久々に店に行く・・・・我が百姓ズカフェは もうすぐ1周年 1周年記念イベントとして お野菜の試食会なるものを企画しております まだ 若干席はございます どうぞ お越しくださいませ!お待ちしております!
さて 1周年になることもあり 外看板の設置や レイアウト 価格など ちょっとした変更を考えてまして 打ち合わせに店に行きました 畑をやっているときには店のことは考えられない 営業時間中に店に立っていてはじめて 店のことが見えてくる 店 というのは お客さんが作るもの 僕はそう考えています もちろん おおまかな枠は最初こちらが提示して店をオープンさせるわけですが その場所や雰囲気で 来たお客さんが何を求めているのかはやってみないとわからない そして そこをうまく読み取っていくことが大事だと思っている なので この1年はほとんどがちゃがちゃ動かずにじっと見てきたわけです 10年 20年続く店にする 最初から決めていることです なので 長期のスパンで考えていて 最初の3年 という枠に今はいるわけです 長く愛される店 言うのは簡単ですけどもね 実際はそれは難しいのですね ただ 手ごたえのようなものは 日々感じております 僕は店にいるときは お客さんがいようといまいと じっとただ 店内を見ています いろんな場所に座って 感覚を研ぎ澄まして お客さんの気配を感じるようにします 何も話さなくとも いろんなことを 背中で語ってくれます 2年目は少し 動いていきます でもまだまだ・・・・長い旅が始まってさえいないかもしれません 畑は20年やりましたが まだ道は半ば 店はそれに比べたらばね まだ 種まいて発芽してないですね・・・
 花が咲くのは何年先ですかね・・・・小さくともきれいな花を咲かせたいよね

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