今日の写真　葉つき人参の出荷が始まる　さて　季節はさらに進んで秋も本番となりました　畑は作付けに追い込みがかかっておりまして　連日　仕事に追われております　毎年　この時期になると　１０月　１１月となんとか早く来てくれないかと思います　それはもう　その頃であれば　何を播いても植えても冬には間に合わないので　あきらめがつくからですね　　９月の末というのは　冬の作付けの天王山でして　一日種を播くのが遅れるだけで　収穫は１ヶ月ずれる　ということになります　ですので　日々　この時期だけの独特の緊張感が増しております
　目は血走り体には疲労が溜まり　それでもハウスで大きくなる苗たちを畑に植えねばなりません　冬になれば　１２月になれば　多少はゆっくりできるのさ　と言い聞かせながらの　追い込み仕事になります　ああ!　冬よ早く来い！

　てことで　農繁期でもあることだからか　このところこのブログが書けない・・・・まあ　年を通じて　スランプに陥ることはよくあるわけだけども　ラジオも今はもう　一旦中断状態です　そうですね・・・正直　今はもう　農家における情報発信　なるものの意味合いがよくわからなくなっております　ユーチューブはなんとかやっておりますが　まあ　特に反応はありません　というか　数字には結びつきません　では　何のためにやるのか？　ということになります　農家として　連日仕事に追われながら　こうした日々のことを書く　というのは　自分のためなのか？　それとも何のためなのか？　そうした動機が問われることになります　もちろん　今までは　ネット社会の成長に伴い　検索をしていただいて　実際に注文がたくさん来た時代がありました　でも　もうここ数年は風前の灯　ちょっとやそっとの情報配信では見向きもされません　もう　僕のような素人が太刀打ちできる状況ではないのでしょう・・・
　売り上げが低迷している今現在　この秋冬は営業をかけねばなりません　２０年やってきましたが　初めて　僕は　JAに出荷している慣行農家がうらやましいなと感じております　野菜は作ればいい　きれいに洗って農協に納めれば　手数料は取られるけども　何の心配もなく売ってくれる・・・・それが　どれだけ農家にとってありがたいことか・・・僕のように連日　顧客とのメールのやり取りも　クレームの対処もありません　ヤマトとの熾烈な交渉もありません　口座の入出金の管理もないでしょう　当然　こうした情報発信もする必要もないでしょう（農協に野菜卸している限り何らの情報配信やる必要ないですよね？）　ふーむ・・・２０年やってきて　どうしてJAが今でも田舎でアンタッチャブルな存在でいられるのか　ようやく理解しましたよ・・・（遅いか）

　てことで　この冬は外に打って出ねばなりません　１０月以降は畑にいるだけでは来年の春は桜散る　なんてことになりかねません　マルシェも何年かぶりに出ます　１１月はカフェでの恒例　秋の試食会も行いつつ　講演会＆占い　イベントも今企画しております　我が農園はこれより　数年かけて　業態変更をしていくつもりです
　畑を夜ライトアップいたしまして　いのししと戯れながら　即席のプールを作りまして　ナイトパーティを開こうかと思います　もちろん　僕がMCにて　昔はそれこそ　水商売時代に培った話術を駆使しましてね　DJ呼んで
毎晩　上げ上げで盛り上がる・・・・・すいません　嘘です・・・・（てか今の時代夜にプール営業していんですな知りませんでした　いのししは邪魔か）　まあ　そんなには　形は崩せませんが　これから　我が農園はいろんなことにチャレンジせねばいけない状況なのですな　なんせ　野菜が売れません　はは　２０年やってきて　まさに　新規就農一年目という感じです・・・・まあ　頑張りますよ・・・