有機農業

何待ち?猫待ち・・・単品出荷の契約 残り半分を燃やします 

12月16猫待ち
先日 畑でトンネル張りをしていると 歩く先に一匹の猫が・・・・用を足している うーむ・・・こちらをじっと見ながら用を足しているわけで 途中で終わったらかわいそうだと思い ビニールトンネル片手に待つ・・・なかなか終わらないので これ何待ち? といやになる・・・そもそも 俺の畑で許可もなく用を足し 作業の邪魔をしているわけで
椅子に縛り付けて事の道理をここで今一度説明したいところだ・・・てか お前も手伝え・・・

 来年は新たな事業にチャレンジ・・と書きました 我が農園は来年から 大きく業態変更をかけていくつもりです それで それに先駆けて 単品出荷も始める 今日はその業者さんと打ち合わせ・・・まあ いわゆる大手の卸し業者さん・・・丁寧にご挨拶して 段取りを確認 契約・・・となれば 印鑑となるわけだけども 昨今はすべてWEB決済 なので 書類にサインはするけども 印鑑押すところはない
いやはや時代ですな・・・・さて 我が農園は 今まではすべて (旬の有機野菜セット)と称して 直接販売にこだわってきた それが 今年で終わりです もちろん セット野菜は永遠にやりますが たぶん もう限界 今の消費者は 別のところに行ってしまいました セット野菜が売れないのですから 売れるところに持っていかねばなりません・・・この業界に入って20年 もう 僕のこだわりのストレートだけでは勝負できない ということです 速球派から変化球派へと 変わって 今後は生き残りを図らねばなりません まあ よく考えれば この20年 妥協の連続でございました・・・もちろん いくつかは 百姓としての矜持は持っておりますが もうわずかしか残っておりません・・・正直 申し上げて 燃え尽き症候群 とやらがあるとすれば たぶん 半分燃え尽きているのだと思います
 いろんなものを犠牲にしてきました でも その結果は 手にしているのもちゃんとした事実です なので 僕はこれで良かったと思っております この世に 念じる力 があるのは知っております 欲しい結果を手にするために 何らかの取引をする悪魔のような契約をしている人をたまに見かけます その多くはかなりの大手も存在します でも 僕はそこまではしておりません あくまでも 良心の範囲の中です ただ 幾分 肉体には多大な負担をかけてきました そしてたくさんのものをあきらめてきました・・・それでも 僕は畑をやりたかったのです なので 後悔はありません そして まだまだ どこまで行けるだろうか? と 崖の途中でぶら下がって下から頂上を見ている状態です・・・残りの半分 まだ燃え尽きてないところに火を炊き付けて これからまだまだ 空気を入れて 最後の真っ白の残りかすになるまで 盛大な火を燃やしてやろうと思っております・・・・

 今年も残りの出荷は 明日を入れて4回 2017年も無事に一度も休むことなく予定通り出荷することができそうです 心の底からほっといたします 滞りなく きちんとお客様にお野菜を送り届けること それが 僕の百姓としての 矜持 です・・・・ノウマクサンマンダー 

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