有機農業

じゃがいもの芽 生産ー販売 持ちません (ああ荒野) ユースケ・

1月14じゃがいもの芽
今日の写真 来週からいよいよ2018年のじゃがいも植えが始まる 今年の種芋は300キロを軽く越える 神奈川で農業を始めたときの最初の年は 種芋30キロだった 10倍・・・時代は変わる 今年はかなりの量の種芋を使いまわすことにする ホームセンターで見かける種芋は相変らず高い 全部購入していたらきりがない この写真のものは 昨年のとうや 一年かけてこの時期に芽が出る このまま半分に切って植える こうして また一年というサイクルが始まる・・・・今日 茄子畑の場所をトラクターがけする 今までで一番早い準備段階だ すでに夏作の準備も入ってきて 仕事が前倒しで進みつつある そう 農業は季節に負けてはならない 後追いではなく 前倒しで進めば 勝機は見えてくる・・・

 単品出荷が始まって 少しずついろんなことが変わり始める ま 新しいことに取り組むというのはそうしたことだ 一番 思うことは 生産ー販売 というのが 農業とするならば これはもたない ということだ・・・少なくとも僕は持たない 生産ー販売 ということだけを 追求していくとすれば どんどんせちがらくなり 非効率なことは一切しなくなり 畑は 工場と化して行く 大規模慣行栽培 と呼ばれるものは 基本そうしたものだ そこには 一切の妥協がなく 当然 我が農園にあるような アホな農園主たる経営者もいないし カフェで占いもしないし ましてや 無駄な情報発信などやっている場合でもない(これ今書いているこれだよ) だから 思うのですよ・・・俺はこういうことがやりたかったのか?とね 否(いな!) そこには 魂(たましい)がない ソウルが欠けているわけですな(僕はそう感じる) だったらば 半導体でもなんでも工業製品を作ればいい 農業は やはり そこに行ってしまったら終わりだろうなと思います・・・しかして 現状は大変に厳しい 数字を上げつつ 魂を宿しながら 夢を実現していくやり方を見つけなくてはならない 本当にそう思います だからこそ 生産ー販売 というその枠組みの中で あるいは維持しながら 何か別のものをそこにくっつけていくこと 演出していくこと 巻き込んでいくことが 今後の生き残りだろうと思っています そこには 笑いがなければならない そこには 喜びがなければならない そこには かっこよさと爽快感がなければならない(髪がないので基本頭すーすーですが) 2018年は まだ いくつかチャレンジすることがあります 今のことを 念頭に置きまして 我が百姓農園は 独自の道を切り開いていくつもりです

 正月に 映画をネットで見る (僕の場合 連続なのです 18時間連続で6本とか見ます 全然大丈夫です)
印象に残った1本 ちまたで話題になっているのか知らないのですが (ああ荒野) そう 60年代の巨人 寺山修司原作です 前半後半と長いのですが 全然苦にならない 今の日本映画にない熱量の多さが素晴らしい 出ている役者すべてが素晴らしい 準主役は (息もできない) のヤンイクチュン たぶん現時点で アジアナンバーワンの役者だと思う 残念ながら 渡辺謙は足元にも及んでない すぐにでも ハリウッドの真ん中に行くべきだと思う ただ 僕が一番素晴らしいと思ったのは ユースケ・サンタマリア・・・久々に見たけど たぶんこの人 うつ病を抱えているのかもしれないけど それを覆しての芝居だ たぶん この人はすべてを一度あきらめたところから出発している ほぼ同世代だと思うけど この肩の抜け具合は勉強になりました・・・また ラジオで映画コーナーやろうかな・・・なんてなことを言っている場合ではない! 畑だ!野菜を売るんだ! カフェだ! 新規事業だ! やることいっぱいだ! 

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