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キャベツ出荷始まる 15歳の若者農業者 風が暖かい

今日の写真 さて キャベツがようやく連続出荷が始まる この秋はなかなかに厳しい状況が続いたわけだけども メインの野菜である キャベツがこうして きれいに仕上がるとほっとします これでしばらくは心が休まる あとは 大根である 今週末からは 今度は大根をちょっと掘って見ていけそうであれば 出荷する 毎年 同じ事を同じように野菜を作って出荷する というのは 完全無農薬である限り ひとつの挑戦となる しかして 当たり前のように作って出し続けなければその存在意義はない できるかどうか? がテーマではなく できて当たり前 問題は いつできるのか? どのぐらいの期間収穫できるのか? そして 何よりも 美味いかどうか・・・そして 当然ながら 見た目もきれいかどうか? それが 今の日本の消費者が求めていることだ 農業者である限り 農産物はアートではありません きちんと消費者の要望に応えて初めて 飯を食えるわけです 妥協と言うなかれ 所詮は百姓 その ルールの中で いかに己を表現し得るのか・・・一筋の光を追い求めるがごとくの 求道者たれ

ユーチューブを配信するようになり 遠方からのお野菜の注文なり問い合わせが多くなる もう そんな時代なんですな 今日は 飛行機に乗り ホテルまで取って 我が農園を体験したいという15歳の男の子がやってくる 農業まっしぐら 後継者不足が当たり前のこの業界だけども きっちりと跡を継ぎ わずか15歳の男の子が一心不乱に前だけを見据えている みなさんは 人生の進路を決めたのは何歳ですか? 僕などは 30を大きく回ってからです しかも 本格的には 40歳を過ぎてから ようやく腹も決まり生活も含めて 腰を落ち着けて仕事に邁進するようになったのは つい最近のことです そして50を過ぎて なんとかなるか という段階に過ぎません・・・わずか 15歳で もしかして終の目標を手に入れて 今後それに向って歩いて行けるとなれば それ自体 すでに 勝者なのではないか? と思えます 農業は いろんな意味で時間がかかります そのサイクルの一番短い単位は 1年 なのです そう 20年のキャリア といっても たかが 20回の経験しかありません その短い経験の中で いかに中身を濃くすることができるのか? それはもう 本人の意識でしかありません だからこそ 漫然とバットを振っていても一流のバッターになれないように 一日一日を常に はっきりと覚醒した意識の中で過ごさねばなりません なんとなく農家になりたい・・・それで成功する人はこの業界にはいないのです 15歳から始めて 20年やっても まだ35歳・・・・僕が研修に行った歳です 回り道は決して無駄ではありませんが だからといって 若くして始めるにこしたことはありません 今後 10代で農業の道に入った若者に対して 政府は 1億円のキャッシュか 終生税金なし ぐらいの政策を打っていただきたいと思います・・・(子は国の宝 若き農業者は光る原石) 何の異論があろうか

この11月の頭は暖かい・・・風が暖かい 北から冷たい風がまるで心の隙間に入り込んでくるような染み入る冷たさがない なんだか ハワイのような11月・・・(行った事ないけど) それでもって 3週間ぐらい経って いきなり 霜が降りたりするんですわな いやいや もう 体も心も最近はついていけない 足に爆弾を抱えている百姓はどうすりゃあええんでしょうか・・・俺はこの冬越せるんか?

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