コラム・百姓から見た世のつれづれ

紅はるか貯蔵 消えたかいわれ大根 動画配信の将来

今日の写真 後半戦のさつまいも 品種はべにはるかを専用貯蔵穴にふせこみました 最近は さつまいもと言えば べにはるかになってきた そう 一昔前は さつまいもといえば べにあずま だったけども 消えそうな気配 こうして年月と共に 消えていく品種や 野菜 というのはけっこうある 水菜が出てくる前に けっこう市場を席巻していたものはといえば・・・・みなさん 覚えているでしょうか? かいわれ大根 今で言うところのスプラウト に近い野菜でした これ サラダを中心に 当時は 居酒屋さんでも いろんな用途があって 豆腐皿だとして豆腐の上にも使っていた 20代に飲食店をやっていたときは 毎回 仕入れで買って いろんな料理に乗っけていた者です でもって いつだったか 当時の夜10時のニュース番組で ~の原因が このかいわれ大根から見つかった という一言で 翌日から出荷停止 僕が覚えている 風評被害の最初の事例でした・・・・そして このかいわれ大根が市場から消えて その同じ立場を 今 みず菜が埋めている ということでしょうか・・・
アメリカを旅すればわかりますが 真っ白なTシャツ一枚で歩いている若者がいるかと思うと ごりごりの刺繍の入った革ジャンを着ている60代の老夫婦もいれば ミンクのコートの女性もいる 同じ交差点の同じ時と場所で こうも違う 多様性・・・・誰がなんと言おうと 俺は かいわれ大根を食べる! という消費者はこの国にはいなかったのかもしれません 命にかかわる領域 食べる ということや 健康 を司どる範囲に関して 日本の消費者は人任せ 専門家まかせが多いように思う
50を過ぎて今のこの方 下半身 腰痛やら膝など 何十と接骨医院やら整体に行ったけども ほぼ 僕の質問や意図を汲んで答えてくれた医者はいなかった 今年 初めて 元プロレスラーの専門の方にお会いして 痛みの原因や効果的なトレーニングなどを教えていただきました 自分の頭で考えて または 自分の直観でこれは違うな とかで たとえ相手が専門家であっても 信用してはならない・・・(3・11で何十人と出てきた原発専門家という連中がいかにうさんくさい連中だったか覚えてますよね?) そう だから いつも僕が 有機農業の世界では 熱 というのは 40度を超えてからでないと熱とは言いませんよ というのは 真っ赤な嘘 なのだということは毎度おわかりですよね? (だから足痛くなったら医者行って下さいね もげなければいいなんて言っていると僕みたく50で足をひきずるようになりまっせ・・・)

このところ 遠方からの来客が多い 今日も 大阪から農園見学ということでご訪問を受けました・・・先週は 鳥取 そして 九州は大分 みなさん 飛行機にそしてホテルなども使ったりして こちらとしては恐縮ではあるのですが・・・そうなった原因は といえば そう 動画配信である ユーチューブです もう 今となっては 配信の中心は ユーチューブである お野菜のお試しセット 半分はもうユーチューブからとなりました いやはや そうした時代なんですね しかして このユーチューブも10年後 20年後どうなるのか・・・誰もわかりませんよね・・・現代の魔術師落合氏が言うように 人間の瞳に直接ディスプレイが浮かぶようになれば もはや 何の装置も必要ありません こんな動画配信 なんてものは存在せず ただただ 24時間 いつでも行きたい場所へ誰とでも行ける(もちろん仮想現実として)世界が来たらば どうなるんでしょうか? みなさん いつでも 我が農園の畑で作業体験やらが可能となりますよ でもって 頭のおかしな偏屈な百姓じじいと一緒に畑仕事ができますよ いかがです?(辞めとけ!客減らす原因だぜ農園主自身がよ!)

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