有機農業

里芋の汎用性 顧客償却ですって 研修生

今日の写真 2月から里芋の出荷が始まる さて この里芋・・・このブログでも何度となく書いてきているけども 日本の芋 といえば この里芋であるわけです 作ればわかります 日本の土壌に向いている そして 貯蔵も簡単 しかして じゃがいもに比べれば 人気は今ひとつ それは 洋の料理に向かないからでしょうか・・・だけども サラダ風のマッシュポテトにしても美味しいし コンソメとの相性もいける ただ・・・カレーには入れられない 和の料理ならば じゃがいもよりも汎用性はあると思うのだけども・・・個人的には 里芋はまだまだ そのポテンシャルを全部披露しているようには思えない 商品開発の余地がある 野菜のひとつだと思います・・・・

顧客償却・・・と言うんですって・・・・ビジネス用語で昨日初めて知りました 意味はといえば お客さん商売をしていて 何も営業活動や販促活動をしなければ だいたい 一年に20パーセントは落ちていく というものだそうです ふーむ・・・まさに 我が農園の現状にぴったりですな だいたい 冬場にイベントをやったり 何らかの営業活動をしたりして 少しでも顧客獲得を目指します 今年は引越しやらなんやかで 何もできませんでした そうすると もう 目に見えて落ちていきます 本当に生き残りを賭けてやらなければならないな と最近は強く思います 農業というのは サービス業です 求めているものを作り販売せねばなりません そして 日本の場合には 野菜 というものには ほとんど付加価値はありません 40年のベテランが作るキャベツと 新規就農したての若者が作るキャベツ 同じ値段です そして 尚且つ 上限の価格もほぼ決まっています キャベツ1個1000円はしません 500円もしません となれば どうすればいいのか? 車でいえばフェラーリは億円単位です 僕の軽トラは50万ぐらいです はい 付加価値は成立しております 納車まで2年待つそうですよ・・・・有機野菜にはそれはほとんどありません よくて倍ぐらいの価格 しかして 見た目は同じで美しく そして 味はよりうまくなければなりません 無農薬ですが 虫がいるなどあってはなりません オンタイムで収穫してオンタイムで配送 欲しい時間帯にぴかぴかの状態でお届け 2年はおろか 2日待っていただくことも難しいのが現状です こうした求めに応えることができる農家あるいは 法人だけが生き残っていけるのでしょう まあ 我が農園は どこまでできますでしょうかね・・・・きれいさっぱり淘汰されるかも?と思っている有機農家は今日本にどれぐらいいますかね・・・・

明日から 研修生が3名来ます・・・・まあ 例によって どうなるのかわかりません 僕はもう基本的には 積極的に人を雇ってどうのこうの・・・というのは 考えておりません 一人ないし 夫婦単位でこれからはやっていくことをベースにしようと思っております 作付け量も減らしております 農業 は人に教えるのが難しいです 技術だけではなく その人の後ろにあるものも含めて関わることになるからです ですので 結論から言えば やる人はやる やらない人はやらない その分岐はもちろん 技術があれば越したことはないですが 技術がなくともやる人はやるのですね なのでもう それは運命としかいいようがないので 教えたところで やる人はやるし やらない人はやらない ただ それだけのことです・・・としか 言えませんわなあ と 今の僕は思っていますが その認識が今度どうなるのか これもまた 今回入ってくる3名で変わるでしょうかね・・・はてさて

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