新規就農

ボーダーライン(境界線)

47cf7d99.午前中 畑にいると 畑のすぐ近くのお宅の おじいちゃんがこちらにやってくる 挨拶すると 僕がいつも畑に入るのに 使っている 通路の通り道が 管理しているよその畑の敷地を侵害している と言う 確かに わずかではあるけど そこを通らないと すぐ脇が田んぼになっているので 軽トラは狭くて 通れない なので その敷地は 何もしてない空き地なので 仕方なく 通っていた それがだめだと言う まあ言いにくそうだけど はっきりと だめとのこと 
 僕の借りている畑は 道沿いに沿っているわけではないので 入るには 3箇所の入り口があった 最初使っていた道は すぐ脇にある 家のご主人が 怒鳴り上げて だめとのこと ちなみに その道は公道である あげくに そのご主人警察官を呼んだこともある 僕は畑をしてるだけと 答えると おまわりさんも 困っていた 2番目の入り口は すぐ脇の田んぼの地主が 道のあぜが壊れるからと これもだめとのこと また怒鳴られる
 で 今回だめといって 怒られた道が最後の道 結局僕にどうしろというのか?

こうして 田舎に新しく入ってきて 畑をやるというのは こういうこと もちろん一人一人の方たちは みなさん いい人ばかりで 別に僕を排除しようとまでは 思っていないはず 自分を守るために仕方なくやっておられることと思う 僕にしても 今回のことで思うのは やはり 自分なりに 環境のことや 少しでも安全な食べ物 本物のお野菜を食べていただきたい という思いは 必ずや正しいことだし 評価されてしかるべき姿勢だと勝手に 思っていたのかもしれない 農業後継者がいなくなる この時代に 農業で食べていこうと することは 田舎では理解してくれるんじゃないか という僕の思い込みがあったのかもしれない 
 
そうしたことは 周りの地主さんや 住んでいる人たちにとっては たぶん関係ないことと 判断してもしょうがないことなんだろう 僕だけが パイオニア精神で周囲の無理解を背負ってでも 成功させるべく・・・ などというかっこつけたやり方で やってもたぶんうまくいかないだろう もっと たんたんと 一人で 誰とも争わず 頭をしっかりと下げて 自分の信念は 自分だけで責任をもって 周囲にそれを押し付けることなく 日々やって
いくしかないんだろう でも 正直 へこむな・・ 今回のようなことは ボディブローのように あとで じわじわと 効いて来る
 
新規就農を目指すみなさん 農産物を作るだけじゃなくて こうした周囲とのことが大きな課題となるのです 日本の田舎の夜明けは いつになるのかな?
 あ 今日の写真 なぜか バイト先で いらなくなったソファをもらう これで畑でいつでも昼寝だ  

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